令和6年能登半島地震に心が傷む
新年早々、心が傷む天災や事故がありました。中でも、まさに昨年10月、奥能登国際芸術祭2023で訪れた地域での令和6年能登半島地震が衝撃でした。
一泊目の宿は津波被害を受け、二泊目の宿は背後からの崖崩れで全壊、芸術祭で使用されていた珠洲市の古民家の多くは被害を受けているでしょう。走った海沿いの道沿いの集落が大変なことになっていることも伝わってきます。ぶらぶら歩いた輪島市街は言うまでもありません。酒蔵や魚醤のいしる製造会社も被害を受けています。もちろん、本当に大変なのは直接の当事者の方々。無事を願っています。
昨年10月時点でも、5月の令和5年奥能登地震で被害を受けた建物は残っていましたし、応急危険度判定の書類が貼られた建物もたくさんありました。ただ、地域は限定されていました。今回は遥かに広く、ひどいです。
僕にできることは、今は寄付くらいなので、赤十字経由で義援金を送りました(ふるさと納税は市町村を指定できるのは良いのですが、自分の市町村から引かれるので使いません)。計画通りの3年後に奥能登国際芸術祭が開催されるかはわかりませんが、行けるようになったら行くつもりです。
思い起こすと、これまでも、自分にとって親しみのある地域での天災に心痛めることがありました。
2011年9月紀伊水害は、直前の8月に串本や那智へ行っていました。
2016年4月熊本地震は、学生時代以来何度も訪れている阿蘇地域で大きな被害となり、よく訪れた場所も被害を受けました。地震後、2回訪れています。
また、2011年3月の東日本大震災は、当時東京勤務だった僕は東北地方に比べたら遥かに軽い影響でしたが、東北地方の勤務先では大きな影響を受けた人が多数います。僕自身、影響を受けた地域に3年後から単身赴任しています。
最近は、2019年10月の令和元年東日本台風。単身赴任先の地域も大きな影響を受けました。アパートは直接の水害は影響しませんでしたが、断水になり、しばらく帰れませんでした。
これまでのところ、自宅のある横浜は意外にも大した影響を受けていないものの、可能性がありそうなのは、地震か富士山の噴火でしょうか。