Google I/O 2023の二つのKeynoteを見て
リアルタイムではなく、後からYouTubeで録画を見ました。
まず一つ目は、多くのニュースになっている方のGoogle Keynote (Google I/O '23)。2時間もあり、詰め込みすぎというより、ダラダラした間延びしたプレゼンテーション。少なくとも後半のPixelの発表はここでやる必要なかったのでは?また、後半、おおよそ聞き取れるから良かったものの、英語字幕が遅れるようになりました。
それらはともかく、スローガンのMaking AI helpful for everyoneはいいですね。一方でMagic Editor in Google Photosのように、ほとんど使わないことにやり過ぎな感じも。AIで単純に便利になる話が多く、僕の発想が貧困なだけかもしれませんけど、それによって何か新しいことが生まれる雰囲気はしませんでした。
二つ目は、Developer keynote (Google I/O '23)。こちらは1時間強でよくまとまっていると思いました。
Android Studio BotはコードをAIが生成してくれます。今までもWeb等からコードをそのまま使う人もいましたが、どこまで生成コードが信じられるのか。また、著作権は大丈夫なのか? いずれはそれらも自動化されるかもしれませんが、生成されたコードの理解と、流用可能性を判断する必要がありそうです。
最後に少しだけ紹介されたGeospatial Creatorは面白そう。(このリンク先、そのままだと機械翻訳の日本語版になり、訳が変です。Geospatial Creatorは翻訳しなくて良さそうなのに、「地理空間のクリエイター」だったり「地理空間クリエイター」だったり)
Developer keynoteは、何か面白そうなアプリケーションが出てきそうな予感がしました。