Apple Lisa 40周年

Apple Lisaがリリースされたのが1983年1月19日だそうで、なんと40年。Lisaの意味と前後の状況は、Computer History Museumの記事に詳しいです。
THE LISA: APPLE'S MOST INFLUENTIAL FAILURE
タイトルを直訳すると、「Lisa: Appleの最も影響力のある失敗」でしょうか。

さて、それを記念して、AppleがLisaのOSやアプリのソースコード一式を公開しており、上記URL内のリンクから入手できます。

試しにソースコードを入手してみましたが、ディレクトリ構成の説明すらないですし、ファイル名も謎の命名のため、ちょっと見るくらいでは、理解困難です。いくつかのファイルを見た範囲では、Pascal的な構文なので、おそらくObject Pascalでしょう。当然ながら、アセンブラもあります。

僕とLisaの関わりは、発表時に雑誌で見てすごいと思ったことと、実際に大学の研究室にあったLisa 2を使って感動したくらいです。Macは開発ストーリーが多数書かれていますが、Lisaの開発ストーリーはJobsの伝記の中に出てくらいで、単独では見たことがありません。

それにしても、40年前とは。僕の20代時点で40年前だと、まさにコンピューターが生まれようとしていた時になってしまいます。歳とったことを実感しますが、リアルタイムで経験できたのは素晴らしいとしか言いようがりません。