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コード決済の乱立は誰にもいいことが無いと思う

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統一規格が必要になるほど、コード決済が乱立するのはなぜなのでしょう?
決済用コード統一規格「JPQR」の実証事業が8月にスタート 「d払い」「PayPay」など9サービスが参加
少し前の情報ですが、週刊東洋経済 3月9日号の特集「狂乱キャッシュレス」によると、実店舗を含めた購買履歴や信用評価を取得・利用するための手段だそうです。

JPQRを推進している一般社団法人キャッシュレス推進協議会のWebを見ると、正会員は212社もいてクラクラします。せっかく統一規格を作るならば、先に行ってしまった中国以外を統一するくらいを狙ってほしいですが、そうでもなさそう。

利用者から見ると、短期的には乱立した業者が特典合戦するのはいいですが、最終的な乱立のメリットはありません。選択や使い分けは面倒だし、選んだ業者が淘汰されてしまうのも面倒です。今のままでは、特典が出るたびにユーザーはそっちに流れるだけ。

僕はプリペイド型は管理が面倒で嫌いであるのに加えて、複数の業者を切り替えるのはもっと面倒だし、どれかに選択する気もなく、購買履歴を提供するのも嫌なので、iPhoneに入れているのはSuicaとApple Payのみ。あ、これらはコード決済ではないですね。スターバックスアプリの方がコード決済的な機能を持ちますが、スターバックスでしか使えないし。
個人的には、さっさと淘汰されて数社に収まって欲しいと切に願います。クレジットカードだって、実質そうだし。

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