iPhoneに絵文字が導入されて10年
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スマホでもPCでも絵文字を使うのが当然になっていて意識していませんでしたが、iPhoneに絵文字が導入されたのが10年前の11月21日だったそうです。
Apple Emoji Turns 10
iPhone OS 2.2 (まだiOSではありません)に導入されたとは言え、日本向け、すなわちSoftBankユーザーのみでしか使えない状態(正確には、アプリで裏をかけば使えたようです。誰もが使えるようになったのはiOS 5.0、2011年)。SoftBankが依頼したのが発端らしいですから当然ですが、文字のデザインはSoftBankの当時のものをベースにした、まさに日本風。当時の日本のケータイと絵文字でやり取りできるようになったことが嬉しかったことを記憶しています。
上記URLの記事では、2008年と今(2018年)のデザイン変化が比較されていて、画面解像度が上がったことによる精緻化、時代背景の変化、日本風が国際化、人種に対して中立化、等よくわかります。
記事の運営元Emojipediaでは、色々なプラットフォームでの絵文字デザインを示していたり、そもそもの仕組み等の解説があったり、興味深い情報がたくさん。見ていて飽きません。元は日本のキャリアの独自規格を、よくここまで国際化したものです。国際化の必要に迫られたのが日本の会社ではなく、GoogleやAppleだったのは当然とは言えますが、少し残念。
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