住基カードからマイナンバーカードに切り替え
僕はe-Taxで確定申告しています。とても少額ですけど。昨年までは住基カードこと住民基本台帳カードでアクセスしてきましたが、ちょうど電子証明書がこの1月で切れてしまい、住基カードで電子証明書の更新ができないため、昨年にマイナンバーカードを入手しました。
この機会に新しいカードリーダー(ACR1251CL-NTTCom)も入手し、確定申告できるようにしようとしたところ、これがまた難しいこと。e-Taxで申告書を提出するにはMacではmacOS Sierraにはまだ対応していないので、Windows 10にします。今まではWindows 8を使っていたのですが、Parallels Desktopのイメージが壊れてしまって使えません。
まずは公的個人認証サービスのアプリケーションをインストールすること。これは簡単。
次に、e-Taxを使えるようにするための事前準備しようとしたら、なかなかうまく行きません。
まずは、未だにルート証明書のインストールが必要という、最悪な仕様。そのためのツールはTLSでダウンロードできるとは言え、オレオレルート証明局をユーザーに認めさせるとは。
その後、個人電子証明書の再登録をしようとしたら、Windows 10であっても、Edgeは駄目で、Internet Explorer 11を使わなくてはなりません。しかも、32bitかつ管理者で実行が必要だそうです。それを突破しても、昨年末は「電子証明書の有効期限が切れているため、処理を続けることができません。」とエラーが出て、進みませんでした。
昨年末では、事前準備の情報が2015年の確定申告用でした。2016年用は1月4日公開とのことなので、待つことにしました。これが理由ならば、最初から何か示してほしい。
そして、1月4日に再度事前設定した上で、電子証明書を再登録したら、うまくいきました。
本当の目的の確定申告は2月半ば以降のはずですが、うまくいくでしょうか。
ところで、住基カードは、以下の情報によると約920万枚発行されたとか。
住民基本台帳カードの交付状況
マイナンバーカードこと個人番号カードは、以下記事によると昨年末で約927万枚だそうですから、政府の過大な目標やマスコミのミスリーディングはあるものの、順当な枚数でしょう。今のところは、ユーザーにはシステム切り替えするほどのメリットは見えませんが。
マイナンバーカード、申請数と交付数伸び悩み
さらに、今月にはマイナポータル(情報提供等記録開示システム)が、政府から提供されるそうです。どこまで期待して良いのやら。