Apple 40年
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4月1日はApple Inc.の創業40年でした。
僕がAppleを知ったのは1981年頃で、まさにApple IIの全盛期。数年後にMacintoshを発売し、今のMacにつながっていますが、もはやメニューバーくらいしか関連性はなく、大きく変わっています。Appleは一貫してパーソナルコンピューターを開発・販売してきたとは言え、既に利益の多くはiPhoneから。iPad Proのように自社既存製品とぶつかる製品を出すのが、生き残りの秘訣でしょうか。一方で、過去にはLisaとMacのように無計画としか言えないこともありました。
同じ頃に創業した会社で生き延びている例は、MicrosoftとIntel。両社とも主要製品を変えながら、続いています。もっとすごいのはIBM。ずっと以前から、主要製品を変えながら事業継続しています。
一方、Appleと同じ頃にPCを作り始めたCommodoreやTandyは既に存在しないか、実質的に存在せず、それらより後のCOMPAQも会社としては存在していません。彼らとて変化しなかったわけではありません。生き延びた会社に比較すると変化が小さいように見えますが、それは単に生存期間が短いかもしれない。色々考えて手を打ったことと、運が一致したかどうかが差なのかもしれません。
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