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NHKのビッグデータ応用の紹介が浅かった

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NHKのニュースで流れる解説的なコーナーの取材の浅さは今に始まったことではありませんが、先週月曜日のニュースウォッチ9で流れた爆買いの"売れ筋"に変化も伝えられる内容が浅くて、引っかかるものがありました。
微博の投稿の分析による、場所の分析は良いとして、購入内容は一件一件の紹介で統計的な分析ではありませんでした。
引っかかったのは時間帯の話。発言が21時頃が多いとして、中国人観光客を狙った店舗の閉店時刻を21時に伸ばしたとか。21時頃の発言が多いのは事実でしょうが、その頃に買い物していたかどうかはわかりません。食事しながらや、ホテルに戻ってからの発言かもしれない。番組では表層的な報告しかなかったので、本当のところは不明です。

一件一件の内容でも、統計分析でも、事実として言えるのは例えば「21時に発言が多い」であり、なぜそのようになるのかのは具体的な発言内容や発言場所等の他の情報と絡めて、最終的には人が想像するしかありません。例えば、こんな簡単な例はなかなか無いでしょうが、その時刻に店の前で閉まっていたとの発言が多ければ、店を開けたほうが良さそうなことは明らかです。ITとは程遠い妻ですら、疑問に思ったのに、記者は最初の「21時に発言が多い」だけで満足してしまったのでしょうか。実際はもっと分析しているのに違い無いですから、もっと掘り込んでくれれば、面白い紹介になっただろうことは明らかです。

自分が多少知っていることの説明がこの程度だと、自分の専門外の説明もいい加減なのかもしれません。困ったものです。もしかすると他局も同様なことがあるのかもしれませんが、僕は民放はほとんど見ないのでわかりません。

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