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MQAという楽曲格納方式

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12月4日にMeridian Audioが発表した、Master Quality Authenticated (MQA)について。
このリンク先は抽象的ですが、I've Heard the Future of Streaming: Meridian's MQAや、日本語で解説しているMeridianの新音楽フォーマット、MQAを考える(4) - オーディオ折り紙が詳しいです。

より低いサンプリング周波数の可逆格納方式(WAV、FLAC、ALAC等)の楽曲としては不要な領域に、より高いサンプリング周波数領域の必要な情報のみを埋め込むようです。
使われていない領域を使用して容量を稼ぐのは情報処理としては当然ですが、なぜ音声のMQAが成立するのは、自分の知識では理解できません。
上記stereophileの記事には、シグナルレベルと周波数帯域の2次元のグラフがでてきますが、PCMはレベルと時間の2次元です。なんらかのエンコーディングとデコーディング処理が必要な不可逆圧縮で、聴感上の音が良くなるのだと理解しました。

MQAは今年の範囲段階で提供開始されるようですから、試せる日が楽しみです。

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