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SoftEther VPNを導入する(1)

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我が家に外部からデータリンク層で接続して通信をしたくなったため、オープンソフトのSoftEther VPNを導入してみました。残念ながら、まだ完結しておらず、自分の記録を兼ねた一次報告です。

Mac miniにSoftEther VPN Server、MacBook ProにSoftEther VPN Bridgeを導入を入れました。MacBook Pro側から自宅内LANにアクセスする形。
とりあえずのテストでは、MacBook ProはiPhoneのテザリングでInternetに接続。悩みながら、設定してきましたが、ひとつの目的であるiTunesのホームシェアリングがまだできていません。

最初の悩みは、SoftEther VPNのオンラインマニュアルに、OS X版はローカルブリッジ(同じPC内のEthernetインターフェースと結合し、同じネットワークとして扱う)が機能しないと書いてあったこと。僕の所有する機材はMacだけです。Virtual環境で他のOSを動かすことも考えられはしますが。
しぶとく調べていくと、今のバージョンのOS X版に含まれているとのこと。マニュアルが古いようです。最初は設定にEthernetインターフェースが出てこずだめかと思いましたが、SoftEther VPN Bridgeをroot権限で起動していなかったためでした。

次は外部からのアクセス。うまくいかないと思ったら、僕がAirMacのポートマッピングの設定を誤ったために、Mac miniに届かなかっただけでした。

今のところの最後は、接続がすぐに切れてしまったこと。いろいろな設定を見ていくと、Mac miniに入れているファイアーウォールソフト、NetBarrierをオフにしたら解消しました。最低限必要なTCPポートは開けてあったのに。NetBarrierに表示されるSoftEther VPN Serverがlistenするポートになぜか、UDPが2つあります。試しにそのUDPポートをNetBarrierで開けると安定して接続できます。AirMacのポートマッピングには設定していないのにも関わらず。結局、SoftEther VPN Serverの仮想HUB設定値、DisableUdpAccelerationを1にしたところNetBarrierで開けること無く安定して繋がるようになりました。これはUDPを使用した通信高速化を使用しないようにするらしいですが、自動で使わないようになるらしいのに、なぜ?

ここまで来たら、後はうまくいきそうなものですが、まだ研究不足でだめ。そもそも、MacBook Pro側はSoftEther VPN Bridgeではなく、SoftEther VPN Clientの方がいいのかも。ただ、OS X版はまだβですが。

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