Internetドメイン: thinkdifferent.usとは?

Internetドメイン、thinkdifferent.usを見たことはありますか?
これを見て、昔のAppleのCMを思い出した人は偉い。
iOSでWi-Fiに接続する時、最初にアクセスするドメインのようです。普通は直ちにWi-Fiプロバイダーのログイン画面に切り替わるはずですが、たまに反応が悪いときに、iOSの画面上側にthinkdifferent.usやairport.usの名前が見えることがあります。これまで自分が気づいたのは、その他に、appleiphonecell.com、captive.apple.com、ibook.info、itools.info。
iOS 7になった時、Wi-Fi接続時にiOSが勝手にAppleのサイトに接続するとの話を聞いたことがあります。Wi-Fi自動ログインのためだったのですね。

試しに、HTTPでthinkdifferent.usにアクセスしてみると、返ってきたのは、
HTTP/1.0 301 Moved Permanently
Location: http://www.apple.com/

Think differentはJobsがAppleに復帰してからのCMメッセージですし、AirPortはAppleのWi-Fiアクセスポイントの商品名(日本では商標の都合でAirMac)です。未だにThink differentが片隅に生きていることに妙に感動した次第。実際は、商標保全のために確保したドメインをこのような用途に流用しているだけでしょうが。