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10月にあったAdobe社サイトへの攻撃の対応がやっと終わったようです

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12月14日に「パスワードのリセットに関する重要なお知らせ」なるメールがAdobe社から届きました。実は僕はAdobe社のIDが2つあり、ひとつには先にパスワードをリセットした旨のメールが届いていたため、今回もそうかと思いました。でも、じっくり本文を読むと、「お客様の Adobe ID は攻撃 を受けたデータベースに含まれていたものの、パスワードは影響を受けなかったことが明らかになりました」そうです。混乱を招くタイトル。

そもそも同社の10月4日の最初の報告も、冒頭から自分たちは悪くない雰囲気を醸し出していて、なかなかすばらしい顧客の気持ちを逆なでする文章です。元々の英文も同じ言い訳から始まっているので、確実な翻訳です。
さらにトップページから飛べる事件を説明するページのタイトルは、「お客様情報のセキュリティに関する重要なお知らせ(アドビハック)」です。「アドビハック」とは何? このページを信じてよいのだろうか? さすがに英文のオリジナルは、単に「Customer security alert」で妥当です。

そもそも2ヶ月以上は時間がかかり過ぎではないですか?
確実な関連性はわかりませんが、僕はこの後、上記パスワードがリセットされていたメールアドレスにSPAMメールが届くようになってしまいました。今までは全く届かなかったのに。

Adobe社のいろいろな姿勢がいやになって、昨年に同社の製品を使うのをやめたのは、正解だったと思いました。プロフェッショナルな方々は逃れられないとは思いますが、僕は過大な機能の商品を使っていたので逃れるのは容易でした。

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