Android 4.0とiOS 5の新機能
先日の僕の記事は、今までに無いアクセス数になりました。初日が5,463。通常は多くて数百ですから、びっくり。タイトルが皆さんのツボにはまったのでしょうか。
さて、今週はAndroid 4.0の発表がありました。記事を読む限りは、iOS 5ともどもアプリ機能ばかりに見えます。もうOS本体でやることが無くなってしまったのかと、改めて確認してみました。
iOSの場合、iOS 4でマルチタスクが導入された印象が強いためか、iOS 5の印象が弱いのですが、一般に公開された情報だけでは、iOS 4でもマルチタスク以外でOSに関わるのはエンタープライズ対応くらいしか無く、他はアプリ機能でした。
参考URL
毎年更新しているのですから、OSとしての新機能が数個しかないのは当然かもしれないですね。
さて、Android 4.0の発表をGoogleのサイトで見ると、記事ではあまり紹介されていない項目が有りました。
Improved text input and spell-checking
残念ながら、日本語には関係無さそうですが、ソフトキーボードからの入力が改善されているそうです。
Powerful voice input engine
文章を読む限りは、音声認識がものすごく改善されたように見えます。
Unified calendar, visual voicemail
なぜこの2つが一緒に書かれているのかはわかりませんが、カレンダーはいろいろなアプリから使えるだけでなく、いろいろなカレンダーを利用できるようです。
Wi-Fi Direct and Bluetooth HDP
OS X LionのAir Dropと似た機能でしょうか、Wi-Fi Directで近くのデバイスと通信できるそうです。
Bluetooth HDPは、Health Device Profileだそうで、医療機器に接続できるとか。
改めてディベロッパー視点で確認すると、それぞれ改善が有ります。
iOS 5
iCloud Storage
Automatic Reference Counting
Storyboards
Core Image
OpenGL ES
Android 4.0
Unified UI framework for phones, tablets, and more
New media capabilities
New types of connectivity
表面的な競争はともかく、このような地道な進歩を継続してほしいです。
最後に本題とは関係ない話。昨日、バイクの最高峰レース、MotoGPで悲しい事故がありました。考えの整理がついたら、このような件も書いてみたいと思います。