“踊るクマ”?デザインされていないmixi
mixiを利用する頻度が高くなるにつれ、その使い勝手の悪さに気になってきた。
起因は、マイミクシィに何回もメッセージを送ったが、届かなかったことである。不思議に思ったので調べてみたら、原因が分かった。普通のメールソフトでメッセージを送信する場合、「送信」ボタンを押すと、メールは送り出されるが、mixiの場合は違う。mixiではメッセージを送る前に「確認画面」ボタンを押し、確認しなければならない。確認画面に切り替わっても何を確認してほしいかよく分からない。なので、すぐに「送信」ボタンを押してしまう。だが、同じマイミクシィと何回もメッセージを交換すると、メッセージが長くなり、確認画面内の「送信」ボタンの位置がどんどん下の方に下がり、だんだんそれの存在に気がつかなくなる。それで、確認画面内のメッセージは送信されたと思い込んで、「送信」ボタンを押すのを忘れたのだ。
他にも日ごろmixiを使用する時に不便だと思ったところがあったので、いくつか列挙してみよう。
① プロフィールの「趣味」には24種類ある。しかし、24種類以外の趣味がある場合、どうしたらいいんだ?自由に趣味を書けるようにすることはできないのか?
② マイミクシィのトップ画面の左上の写真の下に「もっと写真を見る」とのリンクがある。しかし、そのリンクをクリックすると、ほとんどの場合、トップ画面の写真と同じの1枚の写真しかないのだ。
③ 私がプレミアムサービスを利用しているが、どうしてか、自分のトップ頁にいつも「プレミアムサービスについてのご案内」が出ている。
④ 時には、見ているコミュニティにすでに参加していることを忘れる。それで、「このコミュニティに参加」をクリックすると、次の画面が出てくる。クリックできないようにするか、隠してほしいな。
mixiが数百万の会員を有することを考えると、毎日相当な量の無駄なクリックとネットトラフィックが発生するに間違いがない。
mixiはまさにAlan Cooperが言っている「踊るクマ」ではなかろうか?Alan Cooperのインタラクティブデザイン手法を導入し、mixiをデザインし直せば、とても使いやすくなるはず。