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【初体験してみた】ホルモン焼き「おやじ」の味と人を堪能しました。

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ラッキーでした。知らなかったんですこのお店。ホルモン焼き おやじ
渋谷のコワーキングスペース(8月には銀座店もオープン!)電源カフェbeezの鈴木さんが、偶然食べに行って感動して、フェイスブックに写真をアップしていたのに即反応したのがきっかけで、今回の会となりました。

ということで、肉好き(ただしひとりだけホルモン苦手w)が7人集まりました。m(_ _)m

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(気をつけないと、通り過ぎちゃう感じです。南青山の隠れ家です。)

鈴木さんからは事前情報として

・全員が揃わないとはじめてくれない
・肉のオーダーは最初の1回のみ(サイドメニューはいつでもOK)
・だいたい1人3皿が目安
・お店の人が食べごろに焼いてくれる!
・どれも美味しいが、特にホルモンは感動モノ!
・とはいえ、だいたい1回は怒られる

と言われておりましたので、みんな少々緊張気味に入店(何とかぎりぎり時間に全員揃いました!)、おお、いらっしゃいますね、おやじさん。噂に違わぬ強面ですが、カッコイイです。藤竜也さんみたいだなぁ。
そしてフェイスブックも担当されている女将さんも美人。例えるならばRIKACOさんかなぁ。そう思うと、もうRIKACOさんにしか見えなくなってきましたが。(笑)

さて、乾杯です。
お通しは生のキャベツときゅうりを味噌で。肉の焼ける合間にボリボリやるのが最高です。今日は「強敵」ですから酵素入れておかねば。

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当然炭火ですよー。

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オーダーは経験者の鈴木さんにお任せしたのですが、いきなりRIKACOさんに却下されてた。(笑)
何でも、セレクトのバランスが悪いと。
そこでこれやめてこれ足して、と調整が入り、何とか注文完了です。
1人3皿が目安ということで、21皿と思いきや、「ボク小食です」という方がいらしたりして、18皿(9種類)に落ち着きました。

さて、最初はオッパイです。(わたくしは初)

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おー、こういう食感だったのですね。歯ごたえあって旨いです。これいろいろ研究して、わざとマイナス5度に凍らして出すのだそうです。いきなりなんちゅうこだわり!

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(おっぱいごしの鈴木さん。お誘いいただきありがとうございました!)

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次はハツ。こういう切り方しているお店って珍しいですよね。
このように、おやじさんが一番美味しいと思う切り方、味付けで出してくれます。

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RIKACOさん「写真、美味しそうに撮ってね!」
みんな「はーい!」
もう、先生と生徒状態です。

おっと、この本は何だ?

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実は高円寺の有名なのんべぇ、ライターの石原たきびさんのご本。かなり記憶をなくすというたきびさんご自身も驚くほどの、全国の豪傑記憶ルーザーのエピソードがすごいです。

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(この日も高円寺に帰って飲み続けたのかな?)

お次は「おやじのミノ」です。これも歯ごたえを考えて切ってるんだなぁ。コリコリ感最高です!

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センマイです。ホルモン系嫌いな人はダメなのでしょうが、この魚の鱗みたいなところ、好きなんですw。

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ヤンというのだそうです。(初)ハチノスの端っこのあたりとのこと。これは生を焼きます。そしてチリソースをつけていただく!

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再度ミノ。今度はタレです。ヒヒヒ。

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お気付きかと思いますが、網いっぱい焼かせてくれません。食べる分だけ。だから時間がゆったり流れるんですよねー。じゃんじゃん焼いて端からがっつく!みたいな焼肉じゃないの。

メタボ候補のおじさんには食べ過ぎなくてありがたいです。

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そしてハチノス、これは茹でてあります。うん、柔らかくていい食感です。

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ついに来ましたホルモン!鈴木さんはみんなにこれを食べさせたくて、この回を企画してくれたようなものです。

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ムホ!(←思わず美味しんぼフレーズ出た!)
ぷるんぷるんのとろとろですねぇ。ジュ~シ~!
クセになりそうですが、食べ過ぎるとお腹壊すパタンですな。ほどほどに。(・∀・)

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最後はハラミ。わたくしは焼肉の中では一番好きでございます。肉の味と噛み締める程よい歯ごたえが究極です!

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あー、終わってしまった!みたいな顔してたら、「カルビ食べます?」と。
足りなかった人にはカルビの追加はOKなんですね~。

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いやいや~、ベローンと大きなこのお肉!口の中に入れた途端、5秒で溶けちゃいましたよ。((((;゜Д゜)))

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うーん、一見厳しくも思えるおやじさんのルール、すべての理由がわかりました。

全部、「一番美味しく食べてもらうため!」という目的にベクトルが向いている。究極のホスピタリティであります。
いや、もちろん多くの飲食店さんがそれを目指しているとは思うのですが、実際にどうかというと、実現できているお店は正直ほんの一握りですよね。
そこにブレずにこだわって集中している、そんな気がしました。

最初はいろいろ言われるのでビビりますが、いつしかそれも愛に満ちた導きに思えてきます。
大袈裟かもしれませんが、「ウマーー!」といってお肉を頬張るわれわれを、おやじさん女将さんがニコニコして眺めているのを見ると、全部理解できる気がするのです。

考えてみればこのお店もそうだなぁ。焼いてるとおばちゃんがいろいろ言ってくるんだけど、結局毎回いろいろ言われたくて行ってるような気がする。美味しく食べてもらうことにとにかく一生懸命なのです。

で、「おやじ」の厳しいルールの答えはこういうことのようです。いろいろ教えてくれました。

・オーダーいただいたら、コース料理のごとく、その中でベストの順番で出す。おおまかには塩→タレ、固め→柔らかめという流れで。
・ホルモンだからといって「いつまで噛んでりゃいいの?」みたいなのは絶対出さない。
・食べる分だけ焼いてもらう。乗っけ過ぎると食べごろを逃しちゃうから!食べごろ逃しそうなお客さんには遠慮なくおせっかいする。
・網なんていくらでも替える!(タレものなんて一回焼くごとに替えてくれました。)
・ゆっくり食べるから、満腹中枢もほどよく機能。

なんだか、美味しい食べ物って当然、人が作っているし、良いサービスも人にしか作れないんですよね。人のチカラをあらためて思い知った一夜でした。

実は今回、とんかつの老舗「かつ吉」の支配人、三代目の吉田さんもごいっしょしたのですが、おやじさんと楽しそうに肉談義?してて羨ましかったです。女将さんも「とんかつ大好き~!今度行きますね!」なんて言ってて。あ、ちなみに女将さんはホルモン苦手な人なのだそうです。「でもウチのは食べられる。ウチのしか食べられない。」と。

いやいや~、彼らのようなプロの肉人(にくんちゅ)がこうして接触して、刺激を受け合い、また両方のお店ともパワーアップしていくんだろうなぁ。ますます楽しみであります。

またお邪魔しますね。ご馳走様でした!

あ、いてもたってもいられなくなったホルモン野郎は、早速おやじさんに電話して行きやがれ!

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