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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【こんな年賀状もらった】ひたすらみんなに喜んでもらおうとする人々

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年賀状について。

うちの会社は、ずいぶん前からお客様に年賀状を出しておりません。理由は、普通の年賀状を出しても目立たないからです。(もちろん、「年賀状もよこさない会社か!」と思われるリスクも承知しています。)

想像してみてください。
元旦当日にどっさり届く年賀状。束になっています。
一枚一枚見る時間は、きっと1秒か2秒か?
さらには、どこの会社の年賀状が来てないかなんて、わかんないと思うんですよね。

それほど印象に残らないものにお金をかけるくらいなら、少しでも工夫したいのです。

それで、弊社では上得意様に「クリスマスカード」をお出しするようになりました。クリスマスカードはまず束になって来ません。必ず「一枚」でじっくり見てもらえるのです。
ここ数年はさらに工夫を加えて、抽選番号を振って、USTREAMで公開抽選生放送をしたり、少しでもそこから接点が広がるように、「仕掛け」をするようになりました。

もちろん、年賀状でも1秒2秒の間に「何だこれは!」と思っていただければ、ちょっと脇に除けて、ちゃんと見ていただくことは可能です。
でも、よっぽどのものじゃないとそうはならないですよね。

今年いただいた年賀状の中にも、そういう「異質」なものはいくつかありました。やはり除けといて後でじっくり拝見しちゃいます。

一番「すっげー!」と思ったのは、大阪のクリエーター、アイデア名刺職人こと北川さんの年賀状。こんなのです。

Kitagawa1
(ヘビがとぐろを巻いてます。)

Kitagawa2
(めくれとな?)

Kitagawa3
(なんとヘビがミシン目でペリペリと!!!)

す、すごいですね。
これ作るのにどれだけ時間かかっているのでしょうか?手作りですからねこれ。5分じゃまず無理ですね。失敗して無駄とかもたくさん出ているはずです。
よほど好きじゃないとできないし、でも、何より人におもしろがってもらいたいという「まごころ」が伝わってくるじゃないですか。

ホント恐れ入ります。m(_ _)m

他にも、一部分が名刺になっている年賀状など、何枚か「お主、やるな!」という年賀状はありましたが、やはり大部分の普通の年賀状はもうすでに記憶の彼方です。(ゴメンナサイ!)

同じお金と時間かけるなら、少しでも効果的なほうがいいなーと思ってしまうのですが、変でしょうか?所詮、姑息なお遊びでしょうか?

※そうそう、いただいた年賀状はもちろんお返ししています。でも、ちょっとゆっくり出します。そうすれば、確実に「一枚」で見ていただけますのでね。(笑)

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