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メルコの広報→イーレッツの面白グッズ担当?を経てiPRを設立

EOS 20Dを1年使用して(その1)

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昨年10月にEOS 20Dを購入して1年が過ぎました。1年間使用した感想を数回に分けてご報告します。
1回目は撮像素子のゴミについて。
オリンパスのダストリダクションシステムを搭載しているデジタル一眼レフの除くと、ほとんどのデジイチにゴミ問題はあると思っています。購入してすぐに撮影したF1グランプリでもすでにゴミは見られます。こちらの原稿マクラーレンの画像を見ると右フロントタイヤの上、サイドのWESTロゴの下に目立つゴミが写りこんでいます。
撮影中にチェックしてブロアーで清掃することも出来ないことはないのですが、現場によっては難しかったりします。撮影前に清掃しても撮影中のレンズ交換で付着しますから完全に防ぐことは不可能だと思います。とは言えレンズ交換を恐れて標準ズーム1本しか使わないのはせっかくの一眼レフが宝の持ち腐れになってしまいます。撮影前に清掃して、撮影中にゴミが付いたらレタッチソフトで修正すると割り切った方がいいと思います。
ゴミが目立つのは絞り込んだ時です。風景写真などで青空が大きく写る際は要注意です。広角レンズを使用してブレの心配がない時は、必要以上に絞り込まない様に注意したほうがいいと思います。

1年経つとブロアーの清掃では取れないゴミが付いてしまいます。ニコンからは自分で撮像素子を清掃するキットが発売されていますが少々勇気がいります。キヤノンの場合サービスセンターでは無料で清掃してくれます。と言うことで先日名古屋のサービスセンターで清掃してもらいました。以前から清掃に出したいと思っていましたが電話で確認したら2~3日預かるとのことでタイミングを逃していました。実際に持っていったら3時間ほどで終了しましたのでこれからはもっとこまめに清掃してもらおうかと思っています。ちなみに年末年始は混んでいるとのことです。

清掃前に空をF32とF16に絞って撮影しました。F32で撮影することはほとんどあり得ませんが、ゴミが目立たせるために撮ったF32では大量のゴミが写っています。F16だと多少目立たなくなります。清掃後は大幅に減りましたがわずかに残っています。逆に新たなゴミが付いていますが、おそらくブロアーで取れるゴミだと思われます。

等倍表示でほぼ同じ位置の画像を切り出してみました。

Befof32

↑清掃前 絞りF32 ゴミが多数写っている

Befof16

↑清掃前 絞りF16 ゴミは目立たなくなるが大きなゴミはうっすら写っている

Aftef32

↑清掃後 絞りF32 ゴミは大幅に減少したがわずかに残っている。

Aftef16

↑清掃後 絞りF16 うっすら写っているがシーンによっては気付かない。更に絞りを開ければ見つけられないと思われる。

フルサイズの画像はこちらから

清掃前 絞りF32
清掃前 絞りF16
清掃後 絞りF32
清掃後 絞りF16

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