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「脳内ビジネス」の話はまたにします!

十分な数の人が渡った橋を渡れ

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ここのところ、Twitter APIの勉強会などをやっていまして、いよいよ弊社でも本格的に Twitter連動のシステム開発 を、一つのサービスとして立ち上げようと思っています。

ターゲットは、主にECサイトの運営会社やキャンペーンサイトの企画会社などですね。

こんなことを言うと、「え?今から?そんなのもうどこでもやってるじゃん」と思われそうですが、いやいやそれでよいのです。

Twitterマーケティング

この言葉を聞いて、「なんだそれは?見たことも聞いたこともない」と思われる経営者の方は今ではほぼいなくなったと思います。

しかし、去年2010年の初頭であればいました。私の実感として、3割から4割の方がTwitterの存在自体知らなかったと思います。

またよしんばTwitterは知っていても、大抵「けたくそ悪い流行り物」と捉えているか、あるいは「ただ営業部で自社商品のネタをつぶやくくらいだろう、そんなことで売れるものか!」と、ネガティブに捉えていたと思います。(先進的な会社の話ではありませんよ。もっともパイの大きい平均的なレベルの会社です。)

しかし、春頃から新聞、テレビ、ビジネス雑誌、業界紙等様々なメディアで取り上げられ、じわじわとその存在が認知され、うまく行っているケースが身近で聞かれるようになってきました。

物販でECサイトをやられている経営者さんは、今みなさん気になっているはずです。これからが本格的な仕事になるのです。

もちろん、他の会社がやっている同じことを今からやっても、価格競争になるだけですので、それはプラスαの付加価値をつけて行きます。

EC CUBEの在庫と連動させたり、フォロワー数に応じた割引クーポンを発行したり、Yahooの WEB APIとかとも連動しておふざけ要素を加えたり、できそうなことは何でもやります。

ただまあプログラムの開発がメインの会社なので、正直マーケティングの知識とプレゼン力が弱いです。

もしタイアップしていただけそうな会社さんがあれば、是非是非ご連絡くださいm(_ _)m

 

ところで、よく起業するに当たって、こんなことを言う人がいます。

・自分が思いつくような事業は、すでに誰かにやられている

と。

しかし、この発想は、かなりイケてません。

誰かがやってうまくまわっている事業があるということは、その事業がカネになる、という実証例です。

もしそのような競合が見つかったら、そのやり方をつぶさに分析するのです。そうすれば、勉強にもなりますし、必ず1つ2つダメなところがあります。そこを改善して、全面に押し出せば、最短ルートで固い事業プランのできあがりです。

先行企業が初期に相当苦労したはずの、マーケットを認知させるという大仕事をしなくて済むのですから、大きなアドバンテージがあるとも言えます。

もちろん完全に成熟しきった事業は、なかなか難しいですが、先行企業が1社2社あったって、しかもそれが大手であれば尚のこと、ビジネスチャンスは大きいと思いますね。

失敗したくなければ、十分な数の人が渡った橋を渡れ ということです。

私は、そんな仕事の仕方を続けております。あまりロマンが無いかも知れませんが┐(´ー`)┌

 

 

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