オルタナティブ・ブログ > 新倉茂彦の情報セキュリティAtoZ >

~攻撃は最大の防御なり~正解のない対策を斜めから斬る

「企業は就活生をググっている」記事を見て、入社後もチェックした方が良いと思う件

»

賛否両論は、それぞれの立場により変わってくるものだと思います。就活生にしてみれば・・・ですし、企業側にすれば「見えなかった部分」が鮮明に見えてくる情報の断片になります。情報は多くあった方が良いのです。その中から繋がりが見えてくるものです。

「企業は就活生をググっている」 コンサルタント発言に賛否両論

企業の人事担当者は、就職・転職活動中の人のツイッターなどをこっそり調べている――。あるキャリアコンサルタントが、ブログでこう指摘したところ、その見方に対し、賛否両論が出ている。
指摘したのは、大手就職予備校の講師を務めたこともあるキャリアコンサルタントの斉藤光男さんだ。
・・・
アメリカでは、求人サイトが08年に行った調査によると、企業の人事担当者の22%がSNSを使って就職希望者の情報を集め、うち34%は希望者のネット上の書き込みが原因で不採用にしていた。斉藤さんはこのことを紹介したうえで、「意識の高い(あるいは執念深い)人事は、最終面接までにグーグル先生に志望者の名前を入れて検索してます」と指摘。ブログにTOEICのスコアを詐称して内定を得たと書き込んで炎上した国立大学生のことや匿名ブログでもアカウント名などで検索できることなどを挙げて、こう警告している。

   「『インターネットへの書き込みは、もう一つのエントリーシート』 そう意識して使わなければならない時代になりました」

単純な構図です。私自身は就活をしたことがありませんが、就活生であれば「なんでそんなのぞき見」のようなことをするんだ!と思うでしょう。逆の立場で企業側になれば、当たり前に収集する情報となるでしょう。

引用した米国の事例を計算すれば、約7.5%が不採用となったことになります。

これも立場によって「そんなに高いのか?」と思う場合もあれば、やればその確率で「事前にわかるのか?」と思う場合もあるでしょう。

どっちが良いという話ではありません。

ネットを普通に利用する時代となった今だからこそ、チェックする必要がありますし、チェックされるものと認識しなければなりません。

もちろんネット上だけでは、その一部分しかわかりませんが、その一部が重要となる場合もあるのです。ネットの中で暮らしている訳ではありませんが、生活に「より密着」しているものとなったことは間違いありません。

就活で企業側が判断できる部分の補完としては、十分なものとなるでしょう。

しかし就活生に限らず、入社後も人事考査など「何らかのタイミング」でチェックする必要もあります。これは新入社員だけに限りません。全従業員に対して有効な方法でもあります。

社内不正に絡む調査をしていますが、部分的にかなり有効な方法です。ネットを利用してない場合も多くありますが、PCの調査であれば、ググって出てこないものまでもが出てきます。もちろんググって出てくるものがあれば抽出します。

なぜこんなことが有効かと言えば、情報漏洩につながるような内容が含まれることがあるからです。Twitterやブログなどで本人には何とも思わないようなことを「つぶやいたり、書いても」それらの蓄積が繋がっていくものです。

情報の断片を集め繋げることで、新たなことがわかっていくのです。

ソーシャルメディアで悩みを暴露するって、自分でエサまいてハトに囲まれるようなもの

Facebookの書き込みから情報を入手しTwitterで相手の行動を読む「最近の泥棒」はハイテクだ!

でも書いたように、何とも思わなかったような情報がとんでもないことになることもあるのです。

こうなると、つい「安直にネットに書き込みをしてはイケナイ!」となりそうですが、そうでもありません。自分で書かなくとも、友人なり知人が書き込む場合もあります。

必要なことは情報リテラシーです。情報リテラシーと言っても、結局は上辺だけ知ったところで意味がありませんし、リテラシーのテストをして満点を取ったとしても価値はありません。普段の行動含め全てに及んできます。上辺だけでは行動にまで伴っていきませんし、ボロは出てきます。

社会人としての責任ある言動、行動、意識と、人としてどうあるべきか?を常に考えることを再度しっかりしていこう!と思う今日この頃でした。

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する