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~攻撃は最大の防御なり~正解のない対策を斜めから斬る

銀行の72%で従業員が不正を行い「その事実はなかったこと」にして・・・らしい(米国)

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確かに認めなければ、それは「なかった」ことになる?・・・って言っても、調査によれば「ある」わけです。それでも認めなければ、やはり「なかった」ことになるのでしょうか?

「なければよかった」って話と、認めてないから「なかった」ことにするってのは、全然違うと思うのですが・・・

銀行の 7 割が「従業員が不正を行っている」と語る スラッシュドット・ジャパンより

もと米ワコビア銀行幹部の Shirley Inscoe 氏の調査によると、調査の対象となった銀行のうち 72 % の銀行で過去一年間に従業員の不正が行われており、また銀行はこれらの現実を認めたがらないようだ (Dark Reading の記事本家 /. の記事より)。

この記事では、80 % の銀行がここ一年で従業員の不正が増えていると語り、経済危機が従業員の不正のきっかけになっているとしている。/. では、「いままでこれらの犯罪はオフショアやアウトソース先のリスクが高いとされてきたが、実はフルタイムの直接雇用者による不正が多い」ということが興味深く語られている。

そんなにあるのか!と、ビックリしました。が、これに続くコメントを見て、

7割の従業員が不正をしているのではなくて、一人でも不正をしている銀行が7割ということですね。

妙に納得したのでした。言われてみれば解ります。しかし、その置き方で大きく変わってしまうところや、言い方でも、聞き方でも変わりますね。う~ん、コワイです。

1人でも不正をしている銀行ならば7割。。。って、ありそうな話です。銀行だから「イケナイ」ことなので、「なかった」ことにしたいのでしょう。

逆に7割の従業員が不正をしているのであれば、銀行に限らずとんでもないことになります。パレートの法則のようです。

ここ1年で不正が増えているのは、社会全体に言えることです。情報漏洩も内部犯行が多くなりました。中だから出来ることは、いっぱいあるのです。

情報セキュリティ対策のコストも削減されていますが、「なにもなければ」問題ありません。「なにかあれば」大変なことになります。ロケットのように、もの凄いスピードで垂直に上がっていきます。何かあるかないかは、誰にも解りません。何かあるまで何もないのです一生死なないのと同じです。

心情的には、何もないし、何もなかったことが良いのでしょう。穿った見方ばかりしていると、私のようになってしまいます(笑)

認めないから「なかった」ことにするって、隠蔽ですよね。これも大人の都合なのでしょうか?と思う今日この頃です。

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