STEINS;GATEで融合する想定科学と現実科学
ついに構想18ヶ月にわたるIBMxKADOKAWAのビッグプロジェクト、シュタゲの新作アニメが完成いたしました。
YouTube: Steins;Gate 聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング #1 クッキング編
昨年の初夏、Twitterでジョン・タイター、IBN5100、シュタゲのキーワードで多くの人がつぶやいているのを発見したブランド部長さんが私に向かって話しかけてきました。
「ねぇ、シュタインズゲートって知ってる?ジョン・タイターは?」
キタキタ。2012年の夏、中学生になったばかりの長男が、那須へ向かう車中で3時間にわたって講義をしてくれたのを思い出しました。
「ジョン・タイターという未来人がIBM5100を探しに現代にやってきたというお話があってね・・・」
「それはSF?」
「いやいやリアルにマジで。」
当時、長男は自称中二病の好青年。ラノベのことをほとんど知らなかった私に未来人ジョン・タイターやIBM5100やKADOKAWAのコンテンツのすばらしさをレクしてくれました。
「シュタゲのストーリーの中にIBN5100って言うのがあってね・・・」「なにそれIBM5100じゃないの?」
「シュタゲではIBN5100。IBMに遠慮したんじゃないかな。」
なるほどそれでそれで・・・・?
・・・延々とシュタゲと、もうひとつ、ソード・アート・オンラインの講義を受けた私はそのコンテンツの想像力の深さやゲーム的な面白さにいたく感心をしたものです。
で、一年後に現実の社内でそんな会話がされたものですから、それはもううれしかったですね。自分でも何を言っているのかわからなくなるくらい熱心に解説をいたしました。
制作のプロジェクトが始まると、さまざまな紆余曲折を経て、、、おっとここであまり喋るといけないな。
内容が煮詰まっていく過程でたまたま原作者の志倉千代丸さんにお目にかかる機会もいただいたり。
その道のりは平坦ではなく、いろいろあったようです。
その話はおいといて、
今回のコラボで、想定科学「STEINS;GATE」と現実科学「コグニティブ・コンピューティング」が融合したコンテンツが制作されました。次代を担う注目技術のコグニティブ・コンピューティングをめぐって、主人公、岡部倫太郎、紅莉栖やまゆしぃ、ダルがどのようなドラマを展開するのか、注目しましょう。