青い星にて。
本日、新しい環境になってちょうど半年が経ちました。
公言したわけではありませんが、半年間ブログを断ち、新たな仕事を通じて得たもの、学んだことを蓄積する期間としました。
私がこの「断ブログ」期間で得たもの、学んだこととは一体何か。
簡単に触れてみたいと思います。
1)新たな仲間を得ました
2)新たな視点、視野、視座を得ました
3)新たに仕事の仕方を学びました
1)職場を変わる、ということは、新しい人たちと出会うことでもあります。この半年間で、様々な方々と一緒に仕事をさせていただく機会に恵まれ、内外に新たな仲間が増えました。仲間、というのは、単に知り合う、ということではなく、特定の事柄について同じか、類似の志を持ち、共に歩んでいく人たちのことです。そして、そういう仲間がうれしいことに、日々増えてきています。
2)視点、視野、視座。大雑把に言うと、物事を見るときの方向、範囲、高さを指します。視点が変わると形も変わる。視野が広がれば森が見える。高さが上がれば地形がわかる。という具合です。何が一番刺激的だったか。ご存知の通り、「Smarter Planet」という、私たちにとって重要なイニシアティブがあります。より素晴らしい星にするためのイニシアティブです。ごく一般的に、こうした言葉というのは、夢を言葉にした標語やビジョンのようなもので、たしかに、それは素敵な言葉だけど、今じゃなくて、いつかそうなったらいいね、という類のものが多いという認識をしていました。
しかし、私は間違っていました。私たちは本気で地球のことを考えているということを学んだのです。エネルギーや資源、街や人々の生活、食糧や天気、災害対策や安全など、枚挙に暇がありません。しかもそれは、世界中で様々にプロジェクトが発生し、人種国籍性別を問わずそれらに専門家がこぞって参画しているのです。
昔、ある大企業のリーダーが今私のいる会社を揶揄してこんなことを言っていました。
「賢い地球といいつつ、サーバーを売っているんだよ」
これはまったくの間違いでした。私たちは、この星をよりよくするために活動し、その方法の一つとしてテクノロジーを提供しているのだと。サービスや製品や、これらを支える技術は実現するための手段なのだと理解しました。
グローバルで活躍する専門家やリーダーたちとの仕事を通じて、他では得がたいモノの見かた、捉え方を学んでいます。
3)なるほどこれが王道か、という感想をほぼ毎日抱いています。半年は短いようで長い。慣れてきたことももちろんありますが、まだまだ知らないことが山ほどあります。変化をすべきところと、残すべきところ、こうしたイノベーションの狭間に身を置きながら、日々精進している次第です。
大きく3つの得たもの、学んだこと。私の冒険はまだ始まったばかり。5月10日に書いたブログの「なぜ人々はうれしそうに、そして時に苦々しく語るのか」、その解はこの旅路の先にあるものだと信じています。
これからもよろしくお願いします。