グローバルカンパニーのリーダーになろう!インターナショナルからグローバルへの視点移動。
私は特別にソニーのファンというわけでもありません。が、日本経済を支えてきた立役者として同社を尊敬しています。関西発の雄、パナソニックしかり。
最近、両社は新聞や雑誌などでよく話題になっていますね。
私の切なる願いは、この両社こそ、従来からの多国籍の「インターナショナル企業」ではなく、真のグローバルカンパニーを目指してほしいというものです。そのためには、「グローバル」の視点を徹底的に意識して欲しいと。
*現時点でも「あの会社はグローバルカンパニーだ」と言える部分もたくさんあると思います。しかし、現状、そうではない部分があることを最近知るにあたって本稿をエントリーさせていただいています。ご了承ください。
グローバルカンパニーが自社の生き残りや、市場でのナンバーワンを賭して事業提携を模索するときには、優先して日本の事業会社と手を結ぶことよりも、地球を俯瞰して最も良い提携先を果敢に選んでいってほしいと思います。
日本経済を守るために、日本発の企業が手を結び続けるとしたら、その提携にスピードはあるでしょうか。それは新たなガラパゴス島を生むことにならないでしょうか。極端にいえば一種の鎖国とは思われないでしょうか。真のライバルは、いや、パートナーは海を越え、国境を越えた、もっと別のところにいるのではないでしょうか。
日本市場を中核に据えることを制約とすることなく、最も育つ、育てるべき市場に集中するのが真のグローバルカンパニー。
オペレーションを最も効率の良い場所に集約し、事業を地球規模に推進する。だから、グローバルカンパニーのリーダーは1万メートルではなく、「OverViewEffect」の可能な地上100kmの俯瞰力が必要なのだと。
これは、誰にでもできることではありません。読者の中に将来グローバルカンパニーのリーダーを目指している方がいたとしたら、その視点での勉強や経験は必須なのだと思いました。
二週間前の日経ビジネス特集を拝読して。
*個人的意見です。