プロは、感動を与えてくれる。
*このエントリーは8月に書いたものです。
プロについての様々な定義について、オルタナブロガーが書き連ねていたので、遅まきながら私も乗ってみよう。
スキルがあって、効率よく高い質の仕事をちゃっちゃってやって、適切にお金を稼いでいる。これがプロだって。
そうかもしれない。
けどね、それって、
「俺(私)はプロですよ。」
って言っているんですよね。それもいいんですけど。
もっと踏み込んで考えてみたいですね。
私は、
「プロですねーーーーー!!」
と、称賛されるような仕事をする人やチームのことをプロだって思いたい。
あるいは、本当に相手が感動をするような、素晴らしい仕事をする人(たち)のことだと思う。
私たちの仲間に、常に大規模なビジネスをまとめることに成功し、事業ランキングに名を連ねる、いわば常連がいます。こういう人たちは、ものすごく好奇心が強く、勉強熱心です。戦略を理解し、お客さんと仲間のことを真剣に考えて仕事をしています。お客さんや仲間がこの常連たちのことを称賛しているのは、言うまでもありません。
感動を与えるプロは、顧客(あるいはステイくホルダー)の期待を越えることから始めなくてはなりません。越えられなくても、常に期待に応えていかなければなりません。パフォーマンス出すことと、その継続はとても大事なのです。(いやこれ、ほんとに大変なんですけどね)
また、私の尊敬するある広報官は、メンタルのタフさで超一級でした。企業がとある事業イノベーションを行ったときに、ステイクホルダーやマスコミからの強烈な逆風が吹いても、地に足をつけてスポークスパーソンとして果敢に仕事をしていったのです。こういう、大木のような人、あこがれます。
もちろん、サイレントアチーバーといわれる、黙々と一級の仕事をする人たちもいます。彼らもプロなのでしょう。しかしできれば、それをもっとコミュニケーションして欲しいですね。できないことをできるというような空虚なアピールはいらないとしても、できること、やったこと、成果については皆に知らしめる努力を、少なくとも意識をしてほしいと思います。そうすると、それに気がついた人から「プロですね」と声をかけられると思います。そして言わずもがな、こういう声って、案外嬉しいもので。