日本モデルロケット協会のイベントに参加してきました
日曜日朝。ライブコンサートの徹夜明けを経て、昼間際に長男が私の疲れ切った体を揺り起こします。
「今日、これ行きたいんだけど。」
手渡されたのは、なにやら埼玉県富士見市主催のイベント案内。市が推進する安全・防犯運動の傍らで、ロケットを飛ばす催しがあるんですと。
ちょっとおもしろそうだったので、いそいそと出かけてみました。「モデルロケット」?聞いたことがあるようなないような。しかし写真で見るとずいぶん大きい。夏の夜にぴゅうぴゅうと飛んでいくロケット花火のそれとはちょっと違うようだ。
(C)日本モデルロケット協会
そもそもモデルロケットは何ぞや等のレクチャーを受け、屋外の会場へ。当日は風が強いため、エンジン(火薬器)の出力は予定の半分に抑えてのラウンチを体験してきました。
感想?いや、もう、すごいです。そもそもロケット発射に必要な準備は様々。ベースの組み立ては完了しているものの、帰還用パラシュートの折りたたみや、エンジンとイグニッションの取り付けは自分でやらなければなりません。これのやり方を誤ると、帰還はもとより、発射すらおぼつかないそうです。
さて、ひとしきり真面目に準備、点検を行った後、発射台に設置。
「発射準備完了!低空飛行物体なし!5,4,3,2,1、点火!」
と大きな掛け声を経て、発射リモコンのボタンを押すと、
白煙を上げて数十メートルほど、空高く模型ロケットが舞い上がり、パラシュートを開いて降りてきます。
迫力があります。ぜひ、100メートルは上がるというもう一つ上の出力のロケットも飛ばしてみたいですね。すべての指導をしてくださったのはJAXA宇宙教育センター長で日本モデルロケット協会会長の山田氏。
なお、この模様はちょうど取材に来てた埼玉テレビの夕方のニュースでオンエアされました。
長男は点火の瞬間とインタビューが放映されました。本人は富士見市内でモデルロケットを打ち上げた初めての人らしく、私以上に感激をしていた様子。
さて、ガンダムファンにはおなじみの富野監督も体験があるそうで、その写真も掲載されています。
月に一度、ライセンス取得のための講習会が開かれています。ご興味のもった方は、一度ホームページをご覧になっては如何でしょうか。