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もしも洞察力があったなら……。

1920-2015・・・この100年の進化と未来ってやつ

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日経ビジネスの特集は、日本が本格的な財政困難に陥る2015年頃までに、この国のコアコンピタンスを確立しよう、という趣旨で読んだ。

日本が世界に冠たるために、今私たちがしなければならないことは何か。今取り組んだことは将来、果ては100年後の私たち自身を支える礎になる、ということだ。

1920年に島崎藤村は「もう100年も経ちましたら、私たちが今日まで苦しんできたことで何一つとして無駄になったもののなかったことを積極的に證(あか)してくれるような時代も来るだろうと思います」と述べたそうだ。(日経ビジネス2010年1月4日号23p)

ITやエネルギー、ロボットなど、将来のイノベーションにつながる可能性のある技術をさらに開拓し、未来を創造していくことが重要であるとの提言が行われている。「技術の死は日本の死」と衝撃的な見出しで始まる2015年への提言(同号36p)・・・日本のコアコンピタンスは技術力。それが育っているのか、枯死するのか。嵐の中でも変わらぬ土台は何か。これらを見極め、日本は徹底的にその領域に投資を行い、人材を育成し、次の100年のためにまい進をしてほしいと思う。もちろん、これは他人事ではない。微力だが私にできることはお手伝いしたいと思っている。

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