年をとると、一日は長く、一年は短く感じる
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<このエントリーはこの春先に書いたものの、あまりにも情緒的でブログの主旨に合わないと判断してお蔵入りにしていたものです。最近身の回りに起きたいくつかの残念な出来事に触発されてアップします。きわめて私的な内容です。>
義母が言っている言葉。
義母は、10年ほど前、大病を患い、生死をさまよったことがある。そのとき以来、「生きているって、すばらしい」と、自身の一日一日を大事にすごそうとしている。
その彼女が最近繰り返し言っているのが、
「年をとると、一日は長く、一年は短く感じる。子供の頃は、その反対で、一日が短く、一年が長く感じていた。」
人によって感じ方は様々だと思うが、一年を振り返ったときに、それが長かったか、短かったか。どう過ごすと長く感じるのだろうか。私たちが子供の頃のように、一年を長く感じることはできるのだろうか。
人生の折り返し地点にいる今、一日と、一年の両方が、長くも短くもなく、「ちょうどいい」と感じているだろうか。
いや、そんなことはない。
一日も、一年も、どちらも短い。
振り返った過去は、昨日のことのように思い出せる。(もちろん、忘れてしまったことはたくさんあるが)思い出すと、すぐにその時代に戻ることができる。
「玉川さんって、若いよね。」
よく言われる言葉だ。見た目なのか、中身なのか、その両方なのか。朝起きると、いつも感じることは、
「この先の、未来はきっとすばらしいはずだ」
そして、すばらしい未来にするためには、自分(たち)で道を切りひらいていかなければならないことも。
一日を、一年を、大事に過ごして、必ず、笑いながら最期を迎えよう。
そうしよう。
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