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もしも洞察力があったなら……。

未来視点に学ぶ「和僑」という新たな気づき

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和僑」という考え方に出会いました。

日本人が世界の中で影響力を持ち続けるとしたら、どのような道がありうるのか、という友人仲間との議論の中で突如現れました。中国では歴史上の必然から、後に華僑といわれる人々が世界に進出し、アジアで一定の経済圏を確立しました。今生、日本人が華僑のように、特定分野のインフルエンサー(影響する者)が世界中に渡り歩いていったら、世界の中での日本と日本人の位置づけは変わるのではないか。青臭いかもしれませんがこの時代にこそ「夢があっていいかも」と思ったのです。

もちろん、闇雲に日本を飛び出すわけではありません。すでに突出している、世界に冠たる分野に注力するのです。それらはもう始まっているわけですけれども。

ロボット技術(世界最先端)
自動車(世界最先端)
金型・射出成型技術(世界一の精度)
ばね・ベアリング技術(世界一の精度)
アニメや模型(大人気)
日本食(健康的でおいしい)
・・・
まだまだたくさんあります。
総じて、精細で、こだわりと技術力がものをいう分野が強そうです。

こうした分野のリーダーたちが世界で活躍し、そして重要なのは、必ずまた戻ってくる。あるいは、実際に日本にいなくても、和僑という新たなアイデンテティを基盤に、日本のよさを伝えていく。つまい、日本人が自らグローバル化を行うことで、日本というエンティティそのもののイノベーションを誘発できないものでしょうか。

まだ考え始めたばかりですが、とまらなくなりそうです。

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