J-SOXと国際会計基準。日本企業が避けることのできない難題を斬る(シャキーン)
経済環境は芳しくないが、企業が全ての投資をまったくゼロにすることは困難です。なぜなら、アラインを余儀なくされる法制度対応があるからです。この厄介な法制度対応というものは、法施行の前にすべてのノウハウやテンプレートがあるわけではありません。法というのは一種の道しるべやガイドラインとして示されるものが多く、企業側の対応がこれらに適合するかどうかは、結局事例や判例によるところが大きいのです。つまり、結局は青信号、黄信号、赤信号という適合度合いの判定は人の手によるものとされています。
そしてつまり、事例や判例が充実すればするほど、迅速なアラインメントが可能となります。何でもはじめてのことだったりすると、たどるべき道筋がわからず、迷ったり、余計にお金をかけてしまいそうですよね。そしてしかし、たとえ初めてのことだったとしても、これらのことが迅速に対応できる、そんな道しるべ的な情報があったとしたら、ちょっと面白そうです。
そこで登場するのが、専門家によるオラクルブログ第2弾。
オラクルが誇るJ-SOX&会計のスペシャリスト、桜本利幸による、「たかが会計、されど会計」です。会計を中心に、法制度対応に関するあらゆることをわかりやすく皆様にお届けします。
ちょっと長めの略歴をご紹介しちゃいます。Enjoy!
桜本利幸
日本オラクル株式会社 アプリケーション事業統括本部 担当ディレクター
資格等: ITコーディネータ、公認システム監査人、日本CFO協会主任研究員、AfterJsox研究会運営委員
略歴: 都市銀行にて企業金融、ストラクチャードファイナンス、商品開発に従事後 1998年4月 日本オラクル株式会社入社。 会計、財務、資金、経営管理分野を中心としたERP導入による経営改革、BPRのコンサルタント、ERP導入プロジェクトマネージャ、ERPインダストリ -マーケティング、ERPプロダクツマーケティングを担当。 現在は製品戦略部門にて国際会計基準へのコンバージェンス/アドプションやグローバル・キャッシュ・マネジメントといった会計に関するテーマはむろん、ガ バナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)やエンタープライズ・パフォーマンスマ・ネジメント(EPM)、グローバル・キャッシュ・マネジメント、プ ロジェクトマネジメントといった会計関連ソリューションとともにタレントマネジメント、グローバル人事といった人事関連ソリューションのビジネス開発・推 進を担当 。講演、寄稿多数。