【勝手にごめんなさい!】ジェリー・ヤンCEO辞任についてあれこれ
と、あまり自分の立場でこれについて書いてしまうことは、大変ためらいがあります。ですので、事実関係は関連の記事に譲るとして、私なりの視点を一つだけ。
時代は大きな潮目に来ている。あのYahooという大物が、次の道筋を探し、そして、見極めつつあるとしたら、それはどこだろうか。
クラウドという環境やそれを実現するHaaS、PaaS、SaaS等等。これらの世界とは、オラクルがかつて唱えていた「Enabling the Information Age」(情報化時代を実現する、という訳)が、今到来していると言ってもいいのではないか。(実際にラリーエリソンがそんなことを言っていたりもして。)
真の情報化時代のためには、望みさえすれば、いつでも、どこでも、だれでも、情報に触れ、叡智へと昇華する機会を持つことができる。ここでのいつでも、は、24時間自由に。どこでも、は地球上(地下もか?)どこにいても。だれでも、とは、オバマ風に言えば、人種、年齢、男女、貧富・・・その能力や態様に関係なく、自由にその恩恵を受けることができること。その環境を創っていく提供者は、常に進化をしていかなければならない。繰り返すと、すなわち、ITのフロンティアたちは、常に進化していくことが責務なのだ。
その大きな進化を遂げるために、Yahooは自らを変えていくのだと、想像しています。勝手にごめんなさい!(とおるさん風)
皆さんは、どう思われましたか?
*写真は、「Enabling the Information Age」まっしぐら、1999年当時の私。姿を隠していますが左隣はジャーナリストでノンフィクション作家の山根一真氏。サンフランシスコで。
*個人的意見です。会社は関係ありません。ご了承ください。