世界がもし100人の村だったら(地球人という考え方・その3として)
バンコクで行われた会議では、「世界がもし100人の村だったら」が話題になりました。
2001年に発刊された本。実は本を持っているのですが、そこに書かれていた数字について、再度認識を深めてみます。
アジアは、約60名(同書では57名)となるそうです。
japan.internet.com2007年12月27日の記事
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人
興味深いのが、インターネット人口。
現在のインターネットを100人の村として考えると、
21人がアメリカ人
12人が中国人
7人が日本人
4人がドイツ人
4人がイギリス人
4人が韓国人
3人がフランス人
3人がインド人
3人がカナダ人
2人がイタリア人
2人がブラジル人
2人がスペイン人
2人がロシア人
1人がオランダ人
1人がメキシコ人
31人がその他の地域の人
引用しているのは、昨年末の記事。今日現在では、詳細に変化があるにしても、アジアンパワーはこれからますます高まってくるであろう、と多くの人が予想していることに変わりはありません。世界のインターネット普及がさらに進むと、人口比率が高いアジアでの利用者数は、ますます増え、一般論ですが、私たちがコミュニケーションをする外国人の多くが、アジア人になってくる、ということなのです。
そして、忘れてはならないのは、アジアの強さとは、インドや中国だけではないということです。韓国や日本、ヴェトナムやタイ、インドネシアなど他の国々も、経済圏のひとつとして、世界の中枢を担う可能性を秘めていると考えています。これらの総力としてアジアという大きな経済圏を形成しているのだと。
友人仲間と集まると、日本の産業隆盛についてよく議論をします。日本単一国の思考でいると、議論が行き詰ることもしばしば。単一国益主義を越え、アジアという大きな捉え方をし、アジアの一員として私たちが何をできるかということをもっと多くの人と、叡智の共有が進むのではないか、などと考えている次第です。
そして、その先の究極では、地球人という考え方をしてみるのです。