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もしも洞察力があったなら……。

フィードバックは貴重。脱、垂れ流しの情報社会へ

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日本オラクル決算発表。この結果についてメディアの反応は様々でした。新聞、オンラインの多くは、明るい「増収増益」を取り上げてくれました。しかし、一部のメディアでは、それとは異なる切り口も。こうした切り口の異なる報道をした面々と会話をしたところ、大方は、当社をしっかりと追いかけている立場からの「記者の目」、あるいは「エールとして」そのように書いたとのこと。

様々な見方がある。それらのフィードバックをもらえることは、とてもありがたいことです。

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ここでの課題は、私たちはメディアが何かを報じたとき、そのことについて意図や感想を直接、書いた方々に確認する方法を知っていますが、その先の読者や視聴者が、どのような感想を抱いているかを知るすべが少ない、あるいは極めて限られている、ということなのです。

以前触れたように、サーベイをプログラムすればできないことはないのでしょうが、時間とお金がかかります。もっとよい方法はないでしょうか。

記事に直接フィードバックができる、そういう方法をメディアと共に思考して、コミュニケーションを活性化できれば、私たちは相互に、会話をすることで益々、日々の改善を進めることができるのではないか。

本日、若手社員とコミュニケーションをする機会がありました。彼らは異口同音に、情報収集もとで最も信頼を置けるものに「(とある)マスメディアの記事」をあげています。信頼性の高い記事との相互コミュニケーションができたら、日本はもっと早く、イノベーションを推進できるのではないか。

そんな風に思うのです。

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