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”情報通信テクノロジは人々を幸せにする”を信条に、IT業界やアジア・中国を見つめていきます。

Software Defined な新入社員

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先週開催された Interop Tokyo 2013 では、SDN花盛りだったそうだ。
ご存知の通り、SDNとは Software Defined Network のことである。
この Software Defined .... というのが次のバズワードとして流行りそうな発表が相次いでいる。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1306/17/news029.html

SDE(Software Defined Environment)

IBMが提唱。SDEとは「変化し続けるアプリケーション処理の特性に応じて瞬時にかつ自動で最適なシステム資源を配置することで、ビジネスニーズに即応し、継続的なビジネス変革を実現するための新コンピューティングモデル」のことを指す。簡単に言う、「ソフトウェアによって構成を自動化する環境」だという。

SDS(Software Defined Storage)

EMCが提唱。SDSとは「ストレージをソフトウェアで制御することによって、物理ストレージを意識することなくアプリケーションごとに必要な容量を割り当てられるようにする。容量についてもストレージをプール化することでハードウェアを気にせず利用できるほか、運用もできる限り自動化することができる」だそうだ。

SDDC (Software Defined Data Center)

こちらもEMCが提唱。SDDCとは「ユーザー企業の一部では、1つのデータセンターをプライベートクラウドとして活用している。しかし、Software Defined Data Centerでは、複数のデータセンターをネットワーク越しに連携させてプライベートクラウドとして活用する。サーバやストレージ、ネットワーク機器のすべてをソフトウェアで定義していくというものだ」

ITインフラ以外でも Software Defined.. が進んでいる。

SDR (Software Defined Radio)

その機能がソフトウェア的に記述・定義されたラジオのこと。日本ではソフトウェア・ラジオとも呼ばれる。通常のラジオ(受信機だけでなく送信機も)は、変復調を全てハードウェアで行うことがほとんどだったが,これらの信号の変調,復調は全てソフトウェアで行うというもの。電波状況に応じてノイズ除去や電波強度に応じた音質調整など、より聴きやすい音になるよう柔軟に調整できる。

ところで話は変わるが、そろそろ新入社員の合同研修が終わり各部署に配属される頃だろう。今年の新入社員の特徴は・・・

SDNG (Software Defined New Graduates)

SDNGとは「ソフトウェアデファインド新卒社員」のこと。過去にマニュアル世代などと言われていた時代があったが、今年の新入社員達の印象は「画一的なマニュアルに従うのではなく、基本的な方程式(ソフトウェアプログラム)を与えれば、状況に応じて柔軟に対応することができる」地頭の良さを持っている。もちろん未経験な新入社員なので最初は詳細にプログラミングしてあげなくてはいけないが、あっという間に Autonomous (自律的)になってくれることだろう。(と期待したい)

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