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生成AIは人間を「拡張」し「できること」を強化する

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鉄道や自動車は、人々をより遠くへと行くことを可能にしたことで、人間の器官の一つである足を「拡張」したといえる。このように、これまで登場してきた技術は、人間のあらゆる能力を「拡張」させることにより、人々が「できること」を強化していったといえる。

総務省の Society 5.0 関連資料からの引用である。そして、そこにはこんな表もあった。

ICTによる人間の「拡張」の4つの方向性
(出典)暦本純一・味八木祟・石黒祥生(2018)「東京大学大学院情報学環ヒューマンオーグメンテーション学(ソニー寄付講座)活動記録I」を基に作成
この表には書かれていないが、生成AIも人間の能力を「拡張」し、人々が「できること」を強化しているものだと肌で感じる。
それは、「創作の拡張」であり、絵を描く技術、音楽を奏でる技術などを、生成AIが「拡張」して「技術」はなくても「創作」ができるようになるということのように感じている。
絵の下手な、というよりも全く描けない、ちょっとした線画の挿絵も描けない、そんな僕がこんな絵が描けるようになった。新しい時代の到来だと感じている。
さあ、皆さんも一緒に「能力を拡張」して新しい世界に踏み出しましょう。
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