ドコモの赤ロム制度開始
2009年10月1日より、ついにドコモが『ネットワーク利用制限制度』 (通称 『赤ロム』) を開始する。
携帯電話機の不正入手に対する取組みについて
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/090611_00.html
ネットワーク利用制限の開始(2009年10月1日開始予定)
ドコモショップなどの販売店での盗難や本人確認書類偽造などによる携帯電話機の不正入手が明らかになった場合、ドコモショップなどの申告に基づき、FOMAサービスの音声通話の発着信やWeb・メールなどのパケット通信の利用をネットワーク側で制限させていただく「ネットワーク利用制限」を開始予定です。
ドコモショップなどの販売店以外で入手された携帯電話機には、不正に入手されたものが含まれていることがあり、ネットワーク利用制限の対象となる場合がありますのでご注意ください。
6月に発表されたお知らせを9月24日付で更新している。
更新された場所は、どうやら、
『2009年10月1日(予定)以降に不正入手された携帯電話機がネットワーク利用制限の対象です。』
という箇所のようだ。
中古携帯販売を推奨するような組織・団体などからの圧力で、”2009年10月1日以降”に限定したのであろう。
また、このお知らせには明記されていないのだが、先日の新聞公告では、
『一度ネットワーク利用制限をした携帯電話機の利用制限解除はいたしませんので、ドコモショップなどの販売店以外(ネットオークションなど)でご購入いただく場合はご注意ください。』
と言っている。
一度、赤ロム化=使えなくなってしまった携帯電話機は、2度と使えるようにはならないということである。
この、赤ロム化=ネットワーク利用制限 の対象電話機の決定は、ドコモが独断で実施できるわけで、今回は『不正入手された電話機』と限定しているので大丈夫だとは思うが、今後ドコモが『SIMロックフリー』の携帯電話機やドコモショップ以外で売られている中古携帯を、 『不正入手された』 と独自に、密室で判断し2度と使えない端末としてしまうようなことにならないことを祈る。