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ITとビジネスのおいしいところを考察 ~ ときどき開発業務改善ネタ

「ビジネスアジリティのための投資戦略」を翻訳して公開してもらいました

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2020年3月に英語版が公開された「Investing for Business Agility」をScrum.orgと相談の上、日本語翻訳したものを『ビジネスアジリティのための投資戦略』として公開しました(PDFを無料ダウンロードできます)。

脱予算経営という言葉があります。年初に予算立てを行い、それを年間計画し、施策を実行していくわけですが、今までの成功体験という正解が通用しない変化が激しいビジネスとプロダクトにおいては不向きな面があります。また、プロダクト、ソフトウェアとは、行なった作業がそのまま価値になるとは限らないところが従来とは異なり難しいところでもあります。

多くの作業を行い(たくさん働き)、多くのアウトプットを作り出したら、その分だけ価値になるといった線形モデルでいけるならば、予算化し、計画通りに遂行することで価値が向上すると言えますが、そうでない非線形な場合は、たくさん働いたからと言って、たくさんの機能を作ったからと言って価値になるとは限りません。

そういった状況下において、戦略的な投資を行うためのエッセンスが盛り込まれています。経験的アプローチであるエビデンスベースドマネジメント(EBM)と、そのフレームワークに準じたポートフォリオマネジメントのフレームワークであるエビデンスベースドポートフォリオマネジメント(EBM-PM)について知ることができます。

したがって、

  • 今の時代にあった投資と予算戦略を模索している
  • アジャイルな開発や経営を行いたい

といったシーンで拠り所となってくれるガイドになっています。

ぜひご覧ください。

Investing for Business Agility

長沢智治

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