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子供世代の三重苦。子ども手当は、大人手当。

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子供世代の三重苦。子ども手当は、大人手当。

「名称にだまされるなシリーズ」ということでお送りしたいと思います。『「だます方よりだまされる方が悪い」は賛否共に筋が通っている?』で、エコポイントについての例を書かせていただきました。

子ども手当については、この話題が聞こえてきた当初から思っていることではあるのですが、蓮舫さんと中学生が仕分け対決というニュースが聞こえてきたので、書きたいと思います。

結局、財源は言うまでもなく、税収のみで賄うことはできないので、例によって赤字国債に頼ることになっています。つまり、若い世代の借金として重くのしかかってくることになるわけです。

このことが何を物語っているかというと、「親が子どもの財布に手をつっこんで、金を巻き上げて、しかも、その金を子どもの借金として、利息まで取ろうという政策である」 ということです。

どこの世界に、子どものお金を取り上げて、平気でいられる親がいるでしょうか? この部分がもし、しっかりと説明されていれば、一体どれほどの親が子ども手当の支給を辞退するか。おそらく、相当数にのぼるのではないでしょうか?

つまり、子供世代は、
・ 子ども時代における、親の経済的な負担(を大人になってから払わされる)
・ 無論、自分達自身の経済的負担
・ 更に、年金により、自分達が労働者層になってからの親世代の経済的負担

の3つを強いられることになるわけです。しかも、少子高齢化が更に進むとなれば、より一層の経済的負担を強いられることとなり、たとえ、非常事態であっても、あまりにも、積分を無視した、超微分型の政策のような気がしてなりません。

飲まない・吸わない人間の三重苦」というブログも書かせていただきましたが、同じ三重苦でありながら、全く次元のことなる話で、是非、見直していただきたいと思わずにはいられません。

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