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小さなリーダーとなって全員経営を行う

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今、「全員経営」が見直されています。

「全員経営」により実績を上げている企業は、富士フイルム、日立製作所、日本航空(JAL)、ヤマト運輸、セブン&アイホールディングス、ファーストリテイリングなどがあります。

なぜ全員経営が必要になってきたのでしょうか。
「フォーブス」5月号において、一橋大学教授の野中郁次郎さんによる提言が記事として掲載されていました。

     ・・・・(以下引用)・・・・

根底にあるのは、企業環境や市場の変化が加速し、不確実性や不透明性が増したことにある。いまや世界は複雑系となり「風が吹けば桶屋がもうかる」のように初期の微細な違いが後々大きな変化となって現れる。こうした状況では,強いトップのビジョンとそれを実現する「全員経営」がなければ、環境変化のスピードに追いつかない。社員一人ひとりが現場の状況や文脈に即して自律的に判断して行動する「知的機動力」が必要である。

    ・・・・(以上引用)・・・・

知識には言葉で表すのが難しい「暗黙知」と、言葉や数値で説明できる「形式知」があります。

全員経営には、この「暗黙知」による共有が必要なのです。

今、欧米型の経営手法を模倣した「形式知」が幅をきかせていて、その良さが失われつつあります。

日本文化や職人の世界で師匠から弟子に直伝するものは、この暗黙知にあたるでしょう。日本人が本来もっていた、社会への貢献を考え、心身一如であり、肌感覚で仕事をしていくという素晴らしい資質が見直されています。


「全員経営」を実行するために、経営者自らが6つの能力を身につける必要があります。

それを野中さんは「賢慮のリーダーに不可欠な『6つの能力』」としています。

    ・・・・(以下抜粋して引用)・・・・

(1)「何が善であるのか」という共通善の判断基準をもち、「善い目的をつくる能力」

独自の社是やビジョン。

(2)「本質を直観する能力」

問う習慣を身につけること。

(3)「場をタイムリーにつくる能力」

相手を全人的に受け入れて共感すると、個人レベルの暗黙知を超える新たな知識が創発される。

(4)「直観の本質を物語る能力」

誰にでも分かるようなストーリーで伝える。

(5)「物語を実現する能力」

合意形成のためのパワーマネジメント、説得力。

(6)(1)〜(5)を組織で共有し伝承していく


     ・・・・(以上抜粋して引用)・・・・

これを、経営者だけではなく、社員一人ひとりが少しずつでも、小さなリーダーとなり実現していくことが全員経営につながります。

私が開発した「合唱チームビルディング」では、この6つの能力を、参加者全員で磨いていくことを行っています。
ハーモニーと音楽の力を使って、一人ひとりの感性をが花開き、企業全体でイノベーションが起こるお手伝いを今後もしていければと思っています。

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