声や歌で感情は表現できない
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歌やスピーチで感動するとき。
何で感動しているのかというと、それは息です。
内容も大事かもしれません。
しかし、いくら内容が良かったとしても、それが表現できなければ、人には伝わりません。
なぜ息が大事なのかというと、それは感情を聞かせるためだからです。
感動とは、息でお客さんの感情をチョコチョコッとひっかくことです。
「歌」とか、「声」とかでは感情は表現できません。
息は、弦楽器で言う弓使いに相当します。
だから、ピアノでお客さんの感情を揺すぶるのは難しいのです。
感情は音にのせるものではなく、息にのせるものです
上手な歌手の表現は、息のに時間軸があり、息からドラマが生まれています。
それはスピーチも同じで、上手な話し手は、息づかいに声を乗せて話しているから強い気持ちやビジョンが伝わるのです。
そのためには、やはりボイストレーニングは、「呼吸を鍛えること」につきます。
自分の思い通りに呼吸を使えるようになること。
それは横隔膜のトレーニングで得られます。
横隔膜をトレーニングすることで、息が流れて声のトーンや音程も安定してきます。
より多くの皆さんが素晴らしい表現をし、お客さまに感動をお伝えしていただくために、これからも横隔膜のボイストレーニングをご紹介していければと思っています。
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