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ライフワークとしての音楽を考えていきます

アナウンサーはゆっくり話している

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最近、ほとんどテレビを見なくなりました。

ただ、あまりに浮き世離れしてしまうのも仕事をする上でよろしくありません。
しかし、私が見たいニュースが流れている時間は、たいてい何か別のことをしている時間で、なかなかオンタイムで見ることができません。
そこで録画してみることにしています。

録画が良いのは、CMをカットできることと、倍速で見ることができることです。

倍速は1.3倍速にして見ています。

最初は、早すぎて言葉が聞き取れないのではないかと心配しましたが、慣れれば全く問題ありません。
必要な情報が映像と共に得られますし、時間も節約できるので好都合です。

最近、1.3倍速で見ていて気がついたことがあります。

私は、スピーチのコンサルティングをしているのですが、受講生のほとんどの方は早口に悩んでおられます。

その受講生の皆さんのスピーチでの話すスピードと、アナウンサーの1.3倍速がほぼ同じ速さなのです。

いかに、皆さんの話し方が速いか。
また、アナウンサーの方々が、いかにゆっくり丁寧に話しておられるかが分かります。

一般的には「アナウンサーは滑舌がよく早口」と思われていますが、じつは、私たちにわかりやすく伝えるために、ゆっくり話されているのです。

受講生の皆さんも、ゆっくりと、響く声で話せば説得力も上がりますし、聴き手に伝わりやすく、言葉もかみませんから良いはずなのですが、なぜか皆さんゆっくり話せません。

じつはゆっくり話すのは意外と難しいのです。

「ゆっくり話すと、何を話して良いのか分からなくなる」「間が持たなくなる気がする」とよく言われます。
それは、自分のいつものリズム感で話してしまったり、声のトーンが高すぎるためです。
ビジネスや公の場で人に伝わりやすく話すときのスピード感というのは、自分が考えているよりもっとゆっくりで、トーンも落ち着いたものです。

自ら意識しないと、話すスピードは早口のままです。
そして、早口のままだと、言葉をさばくハードルを自ら上げてしまいますから、滑舌も悪く聞こえてしまいます。

ぜひ、ゆっくり話すことを意識されると良いと思います。

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