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上手な間合いの取り方はカラオケの間奏から学べ

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人前で話すとき、上手な人は間合いをとることに気を配っています。
大事なことを話す場面では、これでもかとばかりに間合いをとっています。

「この人慣れてないな」
と思われる大きな要因の一つは、間合いがとれないことがあげられます。

話で人を引き付けるには、「何も話していない瞬間」がとても大事なのです。

不慣れな人は、緊張などからあせってしまい、矢継ぎ早に言葉を繰り出してしまいますので、間合いがとれないのです。
終わってみれば、間合いを意識する余裕などなかったというのが現実でしょう。

できれば、どこで間合いをとるか決めるために何回か練習をしておきたいものです。

ただ単に間合いをとろうとすると、間が抜けてしまうケースが多く見られます。

今日は、基本的な、簡単な間合いの取り方をお伝えしましょう。

大事な言葉が入る前に間合いをとる場合。

聴衆とのアイコンタクトを外さないようにしてください。
目線が落ち着かなくきょろきょろしていたり、資料を見てうつむいているのでは、間合いをとっているのか、間違えたのか、それとも資料の読む場所を見失ったのか、聴衆は区別がつきません。

「今のは間合いをとっているんですよ」

と、聴衆にきちんと伝わるようにするのです。

そして、間合いをとっているときに自分の気持ちも、高揚させたり、落ち着かせたりしてみましょう。

そんなの初心者では難しいと思われるかもしれません。

じつは、大抵の皆さんは,間合いは上手にとれるだけの素質をもっています。

カラオケをなさったことがあると思います。

カラオケの伴奏だけがはいるところ、自分の気持ちも高めますね。

例えば、「与作」。

トントントン トントントン〜
のあと、ジャジャン、ジャジャン、ジャジャジャジャジャジャジャジャン!
と間奏が入り、
与作 与作 もう日が暮れる
と盛り上がります。

この間奏のとき、ほとんどの人は歌っていないけど、体も心も次ぎのフレーズのために高揚させることができています。

この感覚です。

自分の中で、音のない間奏を鳴らすことができるかどうか。

間合いの取り方は、間奏を自分なりに作ってみることから始まります。

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