素敵なビジネス写真を撮るときのコツと裏技
HPやブログの写真で印象が良いと、初めてお会いしたときの印象も違ってきます。
最近は、名刺に顔写真を入れたりする方も増えてきています。
写真を見れば、どのような方なのかだいたい想像がつきますし、大きなはずれがありません。
ただきれいに撮るというのではなく、ご自分の思いのようなものが写真から感じられると良いですね。
2014年12月5日日本経済新聞にて「安倍首相の視線からわかること」という、選挙ポスターの写真についての記事が掲載されていました。
安倍首相の視線は、2012年の衆院選は上向き、2013年の参院選は平行、今回の衆院選では上向きになっていることを分析しています。
・・・・(以下引用)・・・・
「視線を上向きにするのは志を持って未来を見ているというイメージを出したいとき」
「(13年に視線を下げたのは)安定感を出したかったのでしょう」
・・・・(以上引用)・・・・
視線が上向きの写真は、ポスターやチラシ向きです。
ビジネスで安心感と信頼感、落ち着きを出したければ、視線は平行が良いと思います。
私はオフィシャルサイトの写真と名刺は、目線を平行にするようにしています。
リンク→永井千佳のオフィシャルサイト
わざと視線を下げるのはニュアンスがあって良いのですが、アート系のときにおすすめです。
写真で一番難しいのは、顔立ちではなく「表情の作り方」です。
「良い感じだなあ」と思う写真というのは、表情の作り方がとても上手いのです。
知り合いで、初めて広告の写真を撮りに行った方が、なかなか表情を作れずに苦労したせいか「すごく疲れた」と言っていました。
表情作りというのは、いざカメラを目の前にするとなかなか作りにくいものです。
写真を撮るときは、「こういう仕事をしているので」と言うと、慣れているカメラマンさんは、リラックスさせるように上手く声をかけてくださいます。
「講演のお客さんに向けて『これであなたの会社が良くなりますよ!』と言っています!」
など、時折笑わせながらも上手く誘導してくださいます。
男性の方でなかなか表情が作れない方は、家族や気の合うご友人に一緒に行ってもらうのも一つの方法ですよ。
そして本日は、「これをするだけで良い写真になる」という裏技を一つお教えしましょう。
手を顔のそばに持って行くことです。
あごの下や顔の横に添えるようにするだけで、一気に写真慣れしている表情が作れますよ。
お試しください。