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ライフワークとしての学びを考えます。

スピーチ上手になるための人格使い分け法

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最近、イギリス式のアフタヌーンティーというものをいただきまして、その美味しさと優雅さにすっかりはまってしまいました。

あのお皿3段重ねにできるティースタンドは、一見ゴージャスに見えて気持ち良いのですが、じつは狭いテーブルを有効活用するためにあるのだとか。

家でも、スコーンにクロテッドクリームというスコーン専用のクリームを購入し、ミルクティーを淹れて、何となくイギリス式の気分になっています。
こういうときは、なぜかいつもより言葉遣いも丁寧になっています。

なりきるつもりは無いのですが、無意識に、せっかくシチュエーションを整えたのだから、言葉や動作までそうしたいという気持ちになってしまうものです。

ところで、突然ですが、プレゼンやスピーチが上手な人は、生まれ持ったものやテクニックで上手なのではありません。
自分で、「今日はこういうスピーチをする人」というシチュエーションを作り出しています。

大げさなものでなくても良いのですが、例えば、「靴」や「服」「髪型」など、「これをすると引っ込み思案な自分が自信にあふれて積極的になれる」というようなアイテムを決めると良いのです。

企業トップであれば、企業をイメージさせる装いの工夫ができるとなお良いですね。
コーポレートカラーのチーフやブローチ、企業のロゴが入ったシャツでも良いのです。
これが極まって、仮装に近くなってしまっている人もいます。

私は仮装まではいきませんが、服、髪型、靴、は決めています。
これをすると、おとなしい自分が、なぜかいつもと違った自分になれる気がするのです。

スピーチとは人格の使い分けなのです。

そのために、スイッチを入れるものを決めておくと人格の使い分けがしやすくなっていきます。

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