もし資料を読んで説得力のあるプレゼンがしたければシナリオは大きな文字で
スピーチで資料に目が釘付けで、棒読みの方とても多いですね。
事情があって資料の仕上がりが遅れてしまったり、また人間とは面倒なことはおっくうになって後回しになりがちで、なかなか事前に練習したり記憶したりすることがなく舞台に上がってしまっています。
そのため、どうしてもアイコンタクトがとれず棒読みで、ひどくつっかえながら話すことになってしまうのです。
こうなると、聞いているほうは時間を使って何をしに来たのかわからなくなってしまいます。
「これなら情報が書いてある資料を送ってもらったほうが良かった」と思ってしまうことさえもあります。
もし時間がなくて、練習できなかったとしても、アイコンタクトをとりながら、上手にスピーチする方法はあります。
当日自分が読むための資料の文字を大きくしておくのです。
パソコンやプロンプターで見る資料でも、紙でも良いのですが、「文字を大きく表示する」。
大きな文字を目の端でとらえ、なるべく正面を見て話します。
文字が大きければ、目の端で文字をとらえることがしやすいので、お客さんとアイコンタクトがとれるようになるのです。
理想は、ほぼしゃべれることができるようにしておき、あとはポイントだけ文字で表示しておくのが良いでしょう。
もしそれも出来なくて、しゃべること全て表示しないとだめな場合。
一つの画面に全て書いていては、文字が小さくなってしまい、また目が資料を確認するために釘付けになってしまいます。
一つの画面に、目の端でとらえられるくらい、できるだけ文字を大きく書いて、それを頻繁にめくっていくようにすると良いでしょう。
ちょっと面倒ですが、そのほうが失敗がありません。
お客さんの気持ちを引きつけておきたかったら、絶対にお客さんから目を離してはいけません。
できるだけ目を離す時間を少なくすることが最も大切と考えてください。