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困ったプレゼンを助けてくれるマジックフレーズ「大事なことは二回繰り返す」【プレゼンの心得編】

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「今日のお話、いったい何を話してくれたのだろう」

そう思って帰宅する講演やプレゼンがよくあります。

記憶力の問題ではなく、話し手の方が準備不足であったり、たくさんの情報がありあすぎて資料がまとまっていなかったりする場合にも多くみられます。

特に、企業の新製品発表会など、「あれも大事」「これも大事」となってしまい、一体何が言いたかったのか、最後までよくわからないことが多いのです。

聞く人は初めて聞く話なので、すべて覚えられません。
そんな状況の中、大事な話が3つ以上あると、もう覚えられません。
初めて聞く話で、帰りに一つでも覚えて帰っていただけたら大成功だと思って良いのです。
「これは」という光りモノがあったら、そこに集中して力強くアピールすべきです。

最近、会席料理をいただく機会を得ました。

一つ一つのお料理が、素材の味を生かし、季節感を感じさせ、しかも一切の手抜きがなく、新しい発想に満ちています。
しかし、私が素晴らしいと思ったのは、料理一つ一つよりも、作り手が力の配分を見極めているということでした。
コースを食べ終えて、帰り道や帰宅後に「ああ、あれは美味しかった」「またあれをお願いしたい」と脳の中で反芻する料理は、1点か2点。
そういうしっかりと心に残る料理というのは、重心の置き方が深い。
物言わぬ料理から、作り手の思いが伝わってくるのです。
そのためには、その前後の料理は、一番の重心を置きたいもののために配置します。
そこが力の配分です。

プレゼンも同じです。

素晴らしい語り手とは、何もしなくとも重心の置き方が出来ています。
それは豊富な経験、人物の重量感や知恵、人間力にもよるものが大きいと思います。
これは、なかなか普通の人は出来ないものです。

それでは、まだそこまで行かない道半ばの人はどうすれば良いのでしょう。

必ず覚えてもらって帰っていただける簡単な方法があります。

それは、「大事な言葉は2回繰り返す」です。

大事だと思う言葉を決めて、それを「ゆっくりと」「低くて静かな響く声で」「思いを込めて」2回繰り返します

あまり頻繁に行うと、くどい印象になってしまいますので、「ここぞ」というところだけにしてください。

★★★本日のマジック・フレーズ★★


「大事なことは二回繰り返す」

ぜひ覚えておいて使ってみてください。

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