「戦略は『1杯のコーヒー』から学べ! 」講演会 勝ち続ける理由とは?
昨日は、アイティメディアさんに主催いただいた、オルタナティブブロガーと誠ブロガーのオフ会に参加して参りました。
「100円のコーラを1000円で売る方法」も書いている、オルタナティブブロガー永井孝尚さんの最新作「戦略は『1杯のコーヒー』から学べ! 」についての講演です。
「お客様の買う理由に」ついて考えることは、出来るようでなかなか出来ません。
最近良く思うことは、他人は、自分が「こうではないか?」と想像しているのとはまったく違ったことを考えていたりするということです。
それは講演後に質疑応答をすると良く分かります。
「他人の考えていることは分からない。」
新しいアイデアをいただく瞬間です。
昨日の講演の中でも、だからこそ、失敗を恐れずに新しいことに次々とチャレンジするということが大事なのだと話していました。
小さく失敗して、反省し、またチャレンジする。その繰り返しを「螺旋的に発展させる」のだそうです。
私は、研修を行う前は、必ず担当のお客さんとミーティングを行います。
「どんなことに困っておられるのか?」ということは、私が一人で想像しているより、現場の方に直接おうかがいしたほうが、より核心に迫ることができるからです。
直接お話を聴くと「なるほど!」と思うところがたくさんあり、さらに資料に作り込みを施して行きます。
こういうことは、自分一人で考えていただけでは、到底思いつきません。
講演では、「戦略は『1杯のコーヒー』から学べ! 」より、「お客様の買う理由」と「自社らしさとは何か」を組み合わせたフレームワークを、著者から直接指導してもらいました。
テレビのリモコンを例にとって説明されていましたが、ほとんどの商品が人に言われたままに作られています。
そして、すでに売れているものの後追いであり、真似なのです。
なぜか?
そうしていれば、「大きく失敗しない」からです。
いつか、ソフトバンクの孫さんが、
「なぜ当たるのか?勝ち続けるのか?それは、たくさんクジを引き続けているからなのです。それも、普通の人が1000円で一回ひくところを、安く交渉する努力をし100円で10回引く。そうすれば当たる確率が高くなるというわけです。」
とおっしゃっていました。
小さく失敗して数多く繰り返すことなのです。
勝利の背後には、たくさんの挑戦と多くの失敗があるのだということが分かりました。
昨日は、ITメディアの福盛田さん、澤田さん、細やかなお気遣いでお世話くださりありがとうございました。いつも感謝しております。