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脳を活性化し集中力を高める方法

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けん玉のような、昔からある日本の遊びに、実は脳を活性化させ、集中力を高める働きがあるのだということがあらためてわかってきているのだそうです。

昨日、たまたまテレビをつけましたら、NHK「ためしてガッテン」で、けん玉をして、脳の様子を見る実験をしていました。

けん玉をすると、“脳の司令塔”とも言われる「前頭前野」周辺の活動が抑えられ、集中力が高まります。
集中している状態というのは、脳が必要な部分だけが働き、余計な部分は働かないよう活動が抑えられているのです。
これを「集中モード」といいます。

この「集中モード」というものを脳に覚えさせることで、他のことをしていても集中モードに切り替えやすくなる脳になるそうです。

そのため、オリンピックを目指すようなスポーツのトレーニングを開始する前にけん玉を取り入れているところもあります。集中力が高まり、技が成功しやすくなるのだそうです。

これは、ピアノの稽古でも同じことを感じることがあります。
生徒でも、ピアノは趣味で続けている子が、勉強やスポーツも良く出来る子が多いのです。

また、新しい技にチャレンジすると、脳は活発に動き活性化します。これを「活性化モード」といいます。
これは、記憶を高めたり、認知症の予防になるのだとか。

「なぜこんなことも弾けないのか」と格闘する日々ですが、少しは脳の活性化につながっているのだと思えば、気持ちが楽になりました。

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