なぜカフェのコーヒーは種類が違ってもどれも味が似ているのか
ブリュースターのキューリグというコーヒー一杯抽出マシンを使い始めて1年半が経過しました。
このマシンが来てから、以前使っていたデロンギのコーヒーメーカーはすっかりお蔵入りです。
なぜここまで使い続けているのか、理由2つがあります。
(1)安定した味
やはり味が安定しいるところです。
コーヒーメーカーでも、豆のひき具合や、豆の袋を開けてから時間がたってしまうと、どうしても酸化してしまい味の変化が起こります。また、売っている豆は、一杯ずつなどと少なめに買うことができません。
このキューリグのk-カップは一杯ずつ真空パックになっているので味が安定しているのが良い点です。
ハンドドリップで淹れようとしたこともありますが、どうしても美味しく淹れられず、一口飲んで捨てたりすることもよくありました。
また、お客様がいらしても、失敗がないのでストレスがありません。
(2)種類の豊富さとはっきりした味の違い
種類が豊富にあるのが良いのです。
そして、種類によって味がはっきり違う仕上げになっています。
大量供給の大手カフェチェーン店で気になるのは、「豆の種類は違うけれど、どれも味が近くなってしまう」ということにあります。そういうお店は大抵豆を深炒りしています。豆を深炒りすると、豆の欠点は消せますが、豆の個性は出にくくなってしまいます。
もちろん、深炒りしていても、個性を引き出しておられる個人のお店もありますが、それはとても技術のいることです。また、まだまだですが、一部ではサードウェイブと言って、豆の個性を引き出すグルメ・コーヒーを出す店も少しずつ流行始めています。
このキューリグのコーヒーは豆に合わせて、豆の個性を上手に引き出し仕上げています。
だから、種類が多くても、「このコーヒーは酸味が爽やか」とか「このコーヒーは深いコクがある」など、はっきり分かるのが楽しめる点です。
私は、軽くさわやかな口当たりの「ハワイコナブレンド」、甘みと酸味の程よいバランスを感じる「モカブレンド」が気に入っています。
最近は、外でコーヒーを飲みたくなっても、変なコーヒーを飲むより「家に帰ってから飲もうかな」と思うこともあります。
今後は、少々お高くても良いので「ご褒美コーヒー」なんかを作ってくださると嬉しいなあと思っています。