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ライフワークとしての音楽を考えていきます

人間はどんな環境でも音楽を必要としている

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指揮者の大野和士さんが、病院や被災地6カ所で慰問公演を行われました。

記事が2014年8月30日日本経済新聞の「文化往来」に掲載されています。

    ・・・・(以下引用)・・・・

フランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者を務める大野和士が7~20日に全国の病院や被災地で6回開いた「大野和士のこころふれあいコンサート」が全日程を終えた。コンサートホールや劇場に行けない患者、障がい者らを対象に大野が6年前から毎年夏に取り組んでいる入場無料のボランティア活動だ。大野がピアノを伴奏し、オペラ歌手がオペラの名場面や歌曲を歌う。来場者は入院と外来の患者にその家族、被災者らを加え、合計1170人に達した。

    ・・・・(以上引用)・・・・

大野さんは、ちょうどクロアチアで激しい内戦が行われている時期、ザグレブ・フィルの音楽監督をしていたことがあります。
演奏会が危ぶまれる日々に、「人間はどんな環境でも音楽を必要としている」ということを感じたそうです。

今回慰問活動は、2008年より多忙な演奏活動の合間に短い休みの時間をやりくりして帰国しながら開催されていたものが6年目を迎えられました。

以前の記事「『いかに人を活かすか』がリーダーの仕事」にも書きましたが、2008年の11月2日放送、「情熱大陸」にて、大野さんは下記のことを語っておられます。

「私は今48歳です。本当にやりたいことを体力のあるうちにやっておきたいのです。」

この番組、つい最近拝見したように感じておりましたが、もう6年経過してしまったのですね。このことを思うと、時間の流れの速さを感じます

まだまだお元気で指揮者としてさらに脂が乗り切ってこられた時期に、このような活動を何よりも大事にされている大野さん。今後もぜひ続けていただき、素晴らしい音楽を皆さんに広めていただきたいと願っています。



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