【速読術】車窓から外を見れば本を読むのが速くなる
今の時代、これほど多く良い本が出版され、また、情報の流れが早く、1冊の本に時間をかけていると、あっという間に時代遅れになってしまいます、新しい本どんどん読みこなしたいものです。
「読むのが速いね」とよく言われます。
特に、「ハイ、貸して」と手に取ったコミックなどは、本当にさーっと一瞬で読めるので、「ハイ、読みました。有り難う。」とすぐお返しして驚かれます。
読書も結構速いですが、本の場合は自分に必要な文章をチェックするために、緩急をつけて読んでいます。
自分にとってそれほど関係ないところや、面白くないと思ったところはスピード感を持って読み飛ばし、重要だと思ったところは線を引いたり、コメントを書いたりしながらじっくり読むのです。
読み飛ばしも、全く読んでいないわけではなく一通り読んではいるので、後で質問を受けたり、同じ本を読んだ人と対話できるくらいのレベルでほぼ覚えています。
速く読んだとしても、私は読書に付箋は欠かせません。
付箋を貼ると、ブログなので書評を書くとき、後でもう一度全部読み返さなくてもよくなります。重要だと思ったところに付箋を貼っておけば、そこだけチェックして短時間ですぐに書評が書けるのです。また、節約できたその時間で別の本が読めます。
ふだんのブログなど、その時の事を書くものは、スピード感があるほうが良いものが書けます。筆に勢いが出るからです。なるべく時間をかけないで一気に書くことを心がけています。そのために、ジリジリと本を読み返していると、筆の鮮度が落ちます。出来るだけ、書く時間を上げるためにどうするか考えながら本を読んでいるのです。
しかし、なぜ私が速く読めるのか?
ピアノをやっていると、目の動きが速くなります。膨大な音のある細かい楽譜を見ながら、鍵盤を走る早い指の動きに目がついていかなくてはなりません。それを幼い頃からやっているので、動体視力がついてくるのです。
全ての楽器の中で、ピアノほど音がたくさんあって、スピード感を必要とする楽器は他にありません。そのため、文字を追うことが速くなるのです。
それでは、ピアノをやっていない人でも、本を読むスピード感をあげられるでしょうか?
簡単な方法があります。
電車に乗っているのき、外の風景を追いながら乗るのです。
私が、電車で外の風景を見ながら乗っているときの瞳の動きを知人に見てもらいましたら「すごい〜!」と驚かれ、あきれて笑われます。サッサッともの凄い速さで瞳が反応しているのが分かるそうです。
最初は慣れないかもしれませんが、お試しください、
このトレーニングをすると、本も速く読めるようになります。
コツは二つ。
1、動体視力をあげる
2、緩急をつけて読む
でした。
良いご縁を感じる本を読むと、会ったこともない著者とデートしているような気持ちになり人生が広がり豊になります。これが1500円程度でできるなんてお得感がありますね。
ご縁がないと思った本は、途中でいさぎよく読むのを中止します。せっかく買ったしもったいないと思っても、その時間で他の本を読んだ方が何倍も楽しめるからです。
本も人間もご縁なのかもしれませんね。